地震大国日本おいて、建築構造物の耐震安全性を確保するために、また、省資源や施工性の観点から経済的および力学的に材料を適材適所に配置することにより,優れた性能をもつ新しい建築構造を実験的手法を用いて開発しています。人々の暮らしが地震等の自然災害よって脅かされない世の中が実現できることを目標にし,日々研究に励んでいます。
地震大国である日本では構造工学の発展が日々の安心・安全を支えています。そこで、生命・財産・文化の保全、都市機能の維持、環境負荷の低減を目指した構造工学理論を発展させるため、建物の力学挙動を把握し、先端的な建築構造の実現を目標に研究を行っています。
建築を軸に空間の在り方を広く考察し、これからの社会の姿とそれを支える建築の新しいカタチについて研究します。また地域と緊密に連携し、その成果と知見を社会実装することを目指します。
住宅やオフィスビルなどにおける室内の暑さや寒さの問題、梅雨期・夏期の高湿度と冬期の過乾燥の問題、PM2.5などによる空気汚染といった室内環境の研究に取り組んでいる他、建物外皮の断熱・気密化、太陽光・太陽熱といった自然エネルギー利用など、建築物の省エネルギーについて研究しています。研究を通じて「省エネ」で「快適」、かつ「健康」な住環境の実現を目指します。
研究対象は、建物だけでなく「ひと」と「とき」。長期的な視点から質の高い建物を建て丁寧に使う仕組みを実装することで、地域や都市の持続可能性を高める社会システムの構築を目指して、建築に対する既存概念にとらわれず様々な人や分野と連携して研究を行います。
プロダクトデザイン研究室では、社会が求める大きな変革に応えるために、デザインコンセプトの創出からその具現化までを一貫して担うプロダクトデザイナーの役割を探求しています。モノの造形にとどまらず、サービスやシステムと統合された新たな価値提案の実現に向けた研究に取り組んでいます。
持続可能な社会の実現が求められています。世界共通の課題・日本ならではの課題に,環境配慮型材料やプレキャスト構造等で対応することに備え,これらの採用が部材の構造性能に及ぼす影響などについて研究しています。
建築の現場で得られた経験と知識、建築情報を大学教育に還元し、学生に建築論、設計理論、技術、職能論、倫理観などを学ぶ機会を与え、社会への接点を見出し、創造のための場