前橋工科大学 研究・産学連携推進本部
トップページ » 研究分野 » 歴史的建築に関する調査研究
研究分野

歴史的建築に関する調査研究

建築史研究室
担当教員:環境・デザイン領域 准教授 臼井敬太郎

歴史的価値を持ち始めたモダニズム建築や近代化遺産の魅力を発信し、現代のライフスタイルに適した利活用についても提案しています。研究で得られた知見について、広く社会に還元するべく、建築史の面白さを共有するための展覧会開催や、十分に認知されていない歴史的建築の魅力を発信するライティングプロジェクトなどを実施しています。

主な研究成果

建築史研究として、明治〜昭和初期に群馬県前橋市内に建てられた近代建築の様相について調査研究を行っています。古写真をもとに当時の建築の姿をイラストで再現し、紙上で街並みの再現を試みています。その成果の一部は「おもい描く光画百年の前橋」展(前橋文学館)や、地下道リニューアルプロジェクト「建築タイムトンネル」として、多くの方にご覧いただいています。失われた近代建築を再考する試みとして、旧前橋駅について、建築模型による再現も行いました。模型は、アーツ前橋での展示後、前橋駅構内に展示されています。あわせて、同駅より、旧前橋駅をモチーフとした壁画制作の依頼を受け、開業140周年を祝う設えとして待ち合わせ場所に実現しました。近代建築の魅力を発信する試みとして、例えば、開館50周年を迎えた群馬県立近代美術館について、担当学芸員からの依頼を受け、建築全体を使った日没後のライティングプロジェクトを行いました。また、研究室配属の学生と共に「建築の見どころ解説」を制作し「建築をモチーフとしたミュージアムグッズ」を提案するなど、その魅力を発信し続けています。

どのような産学官連携ができるか

歴史研究の知見を生かした展覧会、商品企画、ブランディング

SDGs該当番号

4.質の高い教育をみんなに 11.住み続けられるまちづくりを

その他