環境と人の相互連鎖のなかでどのように生存の場を獲得し、その集積としての都市を創造し、多様な関係性を保ち持続していけるのか?という人類の根源な主題とむきあい、先達の思想や社会背景や現代的課題等を踏まえ、実践的な立場から研究します。
これまで研究室では、以下のような様々なプロジェクトを推進し、研究室に所属する学生達は貴重な体験や実績を得ることができました。
1) 広瀬川河畔緑地の空間デザインと利活用の取り組み
「たのしむカワベ-広瀬川緑地整備事業『文学館エリア』¬」
2023土木学会デザイン賞、2024造園学会作品選集選出作品
「ひらくカワベ-広瀬川緑地整備事業『太陽の鐘エリア』¬ 」
2026造園学会作品選集選出決定作品
2)「群馬総社の駅まちづくり」
地域環境分析からまちづくり構想を起案、分野横断型研究として6研修室と協働、市民ワークショップや学生作品展示を敢行、「カコとミライをつむぐ-総社まちづくりコンセプトブック-」の作成・発刊など。
3)都市環境デザイン会議(J U D I)の公募型助成金獲得プロジェクト
コロナ禍による都市課題を解消するための「廃棄青果物を活用した循環型都市プロジェクト」や「まちなか活性化のためのNO密マップ作成プロジェクト」など、郊外農家や市役所員有志らと民間学連携して実施。
研究室を志望する人には、デザインや社会に対する幅広い興味と課題意識等を持っていることを期待します。
研究成果であげたプロジェクトのように、自治体、地域NPO、 地域企業、地域市民、他研究室などと、多様な連携や協働、横断的な取り組みを進めています。