本学の理念は、自然と人との共生ならびに持続可能な循環型 社会の構築に貢献する知的基盤の創造を推進することによって、 文化的で健康な市民生活の実現に寄与し、地域と社会の発展と 福祉に貢献する工学を追求するというものです。これは、持続 可能社会を実現するための3つの要素、ネイチャーポジティブ (自然との共生)、サーキュラーエコノミー(資源循環経済)、 カーボンニュートラル(二酸化炭素排出実質ゼロ)を基盤に据 えた社会を構築していこうという強い決意の表れです。
その研究と人材育成のために、学部では建築・都市・環境工 学群(土木・環境プログラム、建築都市プログラム、工学デザ インプログラム)情報・生命工学群(情報システムプログラム、 医工学プログラム、生物応用プログラム)の2学群6プログラム を展開、大学院ではそれぞれの分野をさらに高度化する専攻を 設置しています。
これら特色ある各分野において、学生のモチベーションとスキルを高める教育と研究を実施し、人間性および創造性豊かな技術者を育成し、持続可能社会の実現、市民生活の向上と活気に充ちた地域社会構築に貢献する知的創造拠点としての役割を果たしていきます。
公立大学法人前橋工科大学 理事長 西薗 大実
前橋工科大学後援会は、学生の学生生活と大学の事業を支援し、大学の発展に寄与することを目的として、平成9年4月、前橋工科大学開学と同時に設立されました。
本学在学生の保護者または保証人を会員として組織されています。
後援会の予算は、100%会員の皆様の会費で賄っています。皆様の加入により、事業の実施や学生への支援ができます。
原則として、入学時の会費納入(加入)をお願いしています。会費が未納の場合、下記の事業の助成を受けられなくなることがあります。
後援会の趣旨をご理解のうえ、ご協力いただきますようお願いいたします。未加入の方は、随時入会を受け付けております。
区分
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納付額(円)
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学部生
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50,000
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大学院生
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後期課程
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他大学出身 |
40,000
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本学出身 |
30,000
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前期課程
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他大学出身 |
30,000
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本学出身 |
20,000
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編転入学
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2年次 |
40,000
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3年次 |
30,000
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※振込依頼書は大学事務局にあります。ご連絡いただければ、郵送いたします。
※下記、後援会事務局までお願いいたします。
TEL 027-265-7361
Email kouenkai@maebashi-it.ac.jp
※ メールアドレスをコピーする際は@マークを半角にしてください。
開催日:8月11日(月)
会場:前橋工科大学
本イベントでは、こどもたちに科学や技術の楽しさや夢を感じてもらえるよう、「ものづくり」や「実験」、「体験」など、さまざまなブースを出展します。
今年は、より多くの方にご参加いただけるよう、ブースの数を増やし、さらにパワーアップした内容で準備を進めています。
イベントの詳細は、今後、前橋工科大学の公式ホームページおよびInstagramにて随時お知らせいたします。
続報をお待ちください。
本イベントは皆様の安全をお守りするために、人数に制限を設け、事前登録制の予定です。
予約不要の演示も含め、すべてのプログラムには事前登録が必要です。登録のない方はご参加いただけませんので、必ず事前にご登録をお願いいたします。
申込方法 演示内容 タイムテーブル Q&A ただいま準備中
こども科学教室の趣旨を理解し、協賛いただける企業様を募集します。
詳細はR7協賛募集要項.pdfよりご確認ください。
募集期間:令和7年5月23日(金)
申込書 :協賛申込書.xlsx
開催日時 |
令和7年8月11日(月) |
開催場所 |
前橋工科大学 |
参加方法 | Web事前登録制 |
お問合せ |
前橋工科大学 地域貢献・研究支援係 |
【総会】
・日時:令和7年6月20日(金)午後4時30分~
・場所:前橋商工会議所 3階 バンブー(前橋市日吉町1-8-1)
・議題:(1)令和6年度事業報告及び決算報告について
(2)令和7年度事業計画(案)及び予算(案)について
※総会終了後、懇親会を開催いたします。
【懇親会】
・日時:令和7年6月20日(金)午後6時00分~
・場所:前橋商工会議所 3階 アイビー(前橋市日吉町1-8-1)
・会費:4,000円(当日お支払いください。)
出席をご希望される方は、令和7年5月19日(月)までに氏名・卒業年・学科を明記のうえ、電話・FAX・メールのいずれかでご連絡ください。会員の皆様のご出席をお待ちしております。
★☆★連絡先:前橋工科大学学務課学生係(同窓会事務局)★☆★
TEL・・・027-265-7361
FAX・・・027-265-3837
メール・・・dousoukai@maebashi-it.ac.jp (@は半角にしてください。)
事 業 内 容 | 実 施 日 |
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令和7年度入学式 | 令和7年4月4日 |
後援会決算監査 | 令和7年5月7日 |
第1回役員会 | 令和7年5月19日 |
総会 | 令和7年6月7日 |
保護者会 | 令和7年6月7日 |
第2回役員会 | 令和7年9月中旬 |
学園祭「翌檜祭 (あすなろさい)」 | 令和7年10月25日、26日 |
同窓会後援会合同新年会 | 令和8年1月中旬 |
第3回役員会 | 令和8年3月中旬 |
学位記授与式 | 令和8年3月25日 |
生命工学領域・蒔田研究室の大学院生 平岡信之さんの筆頭著者の論文が公開されました.
Unveiling the effects of metabolites on the material properties of natural rubber by the integration of metabolomics and material characteristics
Nobuyuki Hiraoka, Shunsuke Imai, Shintaro Shioyama, Fuminori Yoneyama, Akio Mase and Yuko Makita Scientific Reports
DOI: https://doi.org/10.1038/s41598-025-91631-7
本学リンク:https://www.maebashi-it.ac.jp/regional/info/prize/science_reorts.html#gsc.tab=0
本学と住友理工株式会社(本社:名古屋市中村区、代表取締役 執行役員社長:清水和志)は、天然ゴムに含まれる成分の材料特性を分析した結果、天然ゴムの特性予測・改良技術に向けた指針を得ることに成功しました。今回の知見を発展させることで、将来的に天然ゴムの性能・機能を人工的にデザインすることが期待されます。本研究成果は、英国の総合科学雑誌「Scientific Reports」にオンライン掲載されましたので、お知らせいたします。
1 研究成果
(1) 研究背景
天然ゴムは、植物由来のラテックスと呼ばれる原料から製造され、柔軟性や耐久性などの優れた特性をもちます。ゴム材料は、天然ゴムと合成ゴムに大別され、天然ゴムは「非ゴム成分※1」を含んでいる点が、これらの特性の違いを生む原因であると考えられています(図1)。しかし、非ゴム成分は数百種以上と多岐に渡るため、特性の予測・改良に全ての成分を考慮することは現実的ではありません。そこで、どの成分が特性とより強い相関を持つのか明らかにすることが、特性予測・改良手法への応用に重要となります。このような非ゴム成分の特性への影響の解明と、天然ゴム製品の性能向上を目指し、共同研究を実施しています。
(2) 研究成果
本研究は、非ゴム成分である代謝物※2を幅広く分析するオミックス技術※3を応用しました。採取シーズンである5月から1月の間、毎月のラテックスに含まれる代謝物を網羅的に分析しました。それらの分析値と天然ゴム加工後の特性値を組み合わせた解析を行なった結果、各特性を制御するために考慮すべき代謝物数の指針が得られました。具体的には、数百種以上検出された代謝物から、各特性について5種程度の代謝物を選択することで、特性値の変化を確認することができました(図2)。本研究成果として、従来は試作をしなければ明らかにできなかった特性が、今後はデータを活用した予測によって天然ゴムのポテンシャルを一層引き出せる可能性を示唆しています。今回の知見を発展させることで、将来的に天然ゴムの性能・機能を超える物質を人工的にデザインできることが期待されます。
図1.天然ゴムと合成ゴムの違い
2 論文情報
題目: Unveiling the effects of metabolites on the material properties of natural rubber by the integration of metabolomics and material characteristics
著者: Nobuyuki Hiraoka, Shunsuke Imai, Shintaro Shioyama, Fuminori Yoneyama, Akio Mase and Yuko Makita
雑誌: Scientific Reports
DOI: https://doi.org/10.1038/s41598-025-91631-7
掲載日: 2025年4月15日付(イギリス現地時間)
発表者: 平岡 信之(住友理工株式会社, 前橋工科大学大学院 博士後期課程2年)
蒔田 由布子(前橋工科大学 生命工学領域 教授)
※1 代謝物とは、アミノ酸や脂肪酸といった生物が生命維持のために合成する化合物の呼称。天然ゴムの非ゴム成分にも様々な代謝物が含まれている。
※2 非ゴム成分とは、ゴムに含まれない成分や物質。天然ゴムに含まれる非ゴム成分として、タンパク質やミネラルなどが挙げられる。
※3 オミックス技術とは、生物が利用する様々な分子の網羅的分析に用いられる技術。オミックス(Omics)は、ギリシャ語で「全て」を意味する接尾語"ome"と「学問」を意味する接尾語"-ics"を合成した語とされる。
前橋工科大学 後援会会員の学部生及び院生
2,000円/1回
大学事務局 学生支援係へ次の申請書類を提出してください。
・受験料支援申請書(後援会ホームページからダウンロードまたは、事務局学生支援係窓口へ)
・スコアシート(検定結果通知):写し1部(試験約1か月後に発行される)
※支援料受け取りの際は、事務局窓口に学生証を持参してください。
事務局 学務課学生支援係まで
本学では、一般選抜【前期日程・公立大学中期日程】を受験し、不合格となった者のうち、希望者に対し、「入試情報開示請求書」に基づき、次のとおり情報を開示します(2025年度 学生募集要項【一般選抜】(17ページ)に記載)。
(1)請求できるもの
受験者本人に限ります(代理人請求は、認めません。)。
(2)開示内容
①一般選抜前期日程試験の個別学力検査等の科目別得点
②一般選抜公立大学中期日程試験の個別学力検査の得点
③大学入学共通テストの科目別得点のうち、合否判定に利用した科目を本学の配点に換算した得点
(3)請求方法
次の書類を同封の上、請求先に郵送してください。
①返信用切手(460円分)貼付の送付先が明記された長形3号の返信用封筒
②「本学受験票」及び「大学入学共通テスト受験票」の原本
(両受験票は、結果通知書に同封し、返却します。)
③前橋工科大学入試情報開示請求書.pdf
※本学の窓口でも入手できます。
(4)請求先
〒371-0816
群馬県前橋市上佐鳥町460番地1
前橋工科大学 学務課入試係
(5)開示請求受付期間
2025年4月14日(月)から同月18日(金)まで(受付期間内必着)
(6)通知
2025年5月23日(金)を目途に発送します。