現在の日本は人口減少社会で少子高齢化社会です。労働者不足の影響で個人の業務負担や責任は増すばかりであり、労働災害に遭う確率が上がっています。そのためには労災防止対策を講じる必要があります。本研究室では、1人でも労働災害に遭わないことを目的にして労災防止対策を検討して、労働環境・教育環境・地域環境を調和しながら地域経済の活性を目指しています。
1. 労働環境・地域環境・教育環境の環境調和型地域活性に関する研究
厚生労働省が発表した労働災害による死亡者数は2024年に746名です。未だに多くの労働災害が発生し、地域構成員の生活は不安が残るものとなっています。私はこのような不安を解消することを目的として、労働安全に対する研究を行ってきています。
労働安全の研究では、教育的な面から材料的な面まで多くの幅広い分野を手がけています。その結果、労災防止対策では、クレーンや電気に関する面で構築を行うことができました。今はクレーンや電気に関することに限定されていますが、将来的にはその他の分野も構築していきます。
労災防止対策の成功は、地域経済の活性化にも繋がります。労働安全分野に関する研究は今後も更なる発展が期待できる分野です。なお、近年は、労働安全向上を目指した絵本づくり、動画作成やポスター作成を行い、学外で発表を行っています。
2. 疲労及び腐食に関する研究
鋼製柱や鉄筋コンクリート構造の疲労に関する研究から製品開発を行っています。疲労が起こる場所で激しく腐食が起これば、構造物の耐久力は大きく低下します。疲労と腐食の両面から構造物を検討することの重要性を説き、その成果は社会に貢献できたものと考えています。
1. 労働安全一般
職場内で労働安全に関して悩まれている場合は産学連携を通して労災事故防止対策を検討できます。
2. 疲労工学や腐食工学
構造物の疲労及び腐食に取り組んだ製品開発を行うことができます。