CURRICULUM POLICY
生物工学科では、ディプロマ・ポリシーを達成するために、共通教育科目、専門教育科目(専門基礎科目、専門科目)に分けて、以下のカリキュラムを開設し、年次に従って実施します。
- 1、2年次においては、教養科目から成る共通教育科目を履修するとともに、生物工学の基礎知識を修得するための必修科目である専門基礎科目を履修する。
- 3、4年次においては、生物工学を応用した医薬品、食品、化学、環境産業などの研究開発の基礎となる専門科目を履修する。
- 生物工学研究では、様々な事象を論理的に説明するための仮説を設定し、実証実験を繰り返しながら仮説の真偽を検証することが重要である。この観点から、講義による基礎知識の修得とともに、1年次は基礎生物工学実験Iおよび基礎生物工学実験IIを、2~3年次は生物工学実験I~IVを全員が履修して、仮説の証明のための基礎となる実験技術の基本を幅広く修得する。
- 卒業研究は、専任教員の研究室に所属し、具体的な研究活動の体験を通じて、高度の実験技術を修得する。また、テーマの設定や文献調査、学術論文の作成法、プレゼンテーション方法、討議の仕方などの基礎を学ぶ。
DIPLOMA POLICY
卒業に必要な単位数を修得し、以下に示す能力を有すると認められたものに学位を授与します。
- 生物に備わる機能と情報の仕組みを理解する能力を有する。
- 様々な事象から問題点を見出し、その解決方法を論理的に考えることができる。
- バイオ、化学、食品等の関連産業における専門知識と実践技術を有する。
- 技術者としての倫理に則り行動することができる。
- データや情報を集約して分析し、わかりやすく発表、説明することができる。
専門教育科目
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専門基礎科目
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専門科目
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必修
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必修
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選択
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1年次
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前期
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有機化学Ⅰ 基礎生物工学実験Ⅰ 情報処理演習 |
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後期
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基礎生物工学実験Ⅱ 分析化学 有機化学Ⅱ |
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2年次
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前期
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生物工学概論 遺伝子工学 バイオ統計 |
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後期
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分子生物学Ⅱ 生化学Ⅱ 物理化学 生物工学実験Ⅱ |
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3年次
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前期
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生物有機化学 機器分析 |
食品生化学 公衆衛生学・関係法規 生物化学工学 生物工学実験Ⅲ バイオ技術英語Ⅰ |
植物生理学 脳神経工学 微生物利用学 糖鎖生物学 |
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後期
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食品製造学 生物工学実験Ⅳ バイオ技術英語Ⅱ |
機能性食品学 微生物生理学 植物栄養学 プロテオミクス 免疫学 |
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4年次
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前期
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卒業研究 | |||
後期
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