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森田 哲夫(もりた てつお)

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工学部/社会環境工学科 教授 motrita.jpg
大学院工学研究科/建設工学専攻/環境・情報工学専攻

専門分野 地域・交通計画
担当授業科目

計画数理 交通計画 地域・交通計画 環境の科学

大学院/土木計画学特論 都市計画特論

私のプロフィール

大学院修了後、都市・交通計画のシンクタンクに勤務し、国の都市交通政策検討や全国の自治体の都市・交通計画の立案に15年間従事し、計画実務に関わってきました。その後、教員となり、群馬県や東北地方で研究活動を展開してきました。少子高齢・人口減少、環境重視の社会において、将来も持続可能な都市と交通を実現したいと考えています。鳥取市生まれ。

最終学歴 早稲田大学大学院修士課程修了
学 位 博士(工学)(早稲田大学)
所属学会

土木学会 日本都市計画学会 日本建築学会 日本造園学会

交通工学研究会 日本交通政策研究会 日本地域政策学会

連絡先

TEL / FAX 027-265-7362  E-Mail tmorita@maebashi-it.ac.jp
ホームページ http://www.maebashi-it.ac.jp/
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技術相談・講演・共同研究に応じられるテーマ

総合都市交通計画、公共交通計画(鉄道、LRT、バス等)、道路計画、自転車・徒歩交通計画

地域・都市計画、地区計画、中心市街地、観光地、市民参加のまちづくり、まちづくりワークショップ

コンパクトシティ、農山村計画、限界自治体、水と緑の計画、防災計画、復興・復興計画

アンケート調査、交通調査、交通需要予測、交通シミュレーション、生活質評価、都市環境評価、プロジェクト評価                              

キーワード

地域都市計画、交通計画、防災計画、社会システム、環境計画

現在取り組んでいる研究内容

1)定量的な予測・評価に基づく都市・交通計画:少子・高齢社会におけるコンパクトな都市構造の研究、公共交通を含む複数の交通手段による総合的な交通計画の策定、交通のシミュレーション分析を行っています。

2)調査データを用いた生活・行動分析:都市・交通計画を検討するために、都市や農山村、被災地の人の行動・意識、都市イメージ、歩行者行動に関する調査を実施し、定量的な分析を行っています。

3)総合的な都市環境評価に関する研究:住みやすいまち、住み続けたいまち、安全・安心なまちを作るため、都市・交通施策を実施する前に、都市・交通施策について環境・生活質・経済等からの多面的評価に関する研究を行っています。

4)地域や市民参加による都市計画策定プロセス:市民の皆さんと都市を調査し、ワークショップを実施し計画案を作っています。まちづくり案をプレゼンテーションしたり、計画案の実現に向けた社会実験を実施しています。

主な研究業績

著書

1)森田哲夫他5名:未完の首都圏計画,早稲田大学首都圏研究会(2011)

2)新田保次(監修),松村暢彦(編著),森田哲夫他4名:図説わかる土木計画,学芸出版社(2013)

論文

1)森田哲夫,入澤覚,長塩彩夏,野村和広,塚田伸也,大塚裕子,杉田浩:自由記述データを用いたテキストマイニングによる都市のイメージ分析,土木学会論文集D3,Vol.68,No.5,pp.315-323,(2012)

2)森田哲夫,木暮美仁,杉田浩,馬場剛,塚田伸也,宮里直樹:水・緑環境に着目した生活の質の評価構造に関する研究,International Journal of GEOMATE,Vol.2,No.2,pp. 241-246,(2012)

3)森田哲夫,木暮美仁,塚田伸也,橋本隆,杉田浩: 限界自治体の生活質と居住意向に関する研究,社会技術研究論文集,Vol.10,pp.86-95,(2013)

4)森田哲夫,長谷川弘樹,塚田伸也,橋本隆,湯沢昭:避難行動データに基づく防災対策の効果分析-東日本大震災を対象として-,社会技術研究論文集,Vol.12,pp.51-60(2015)

5)森田哲夫,塚田伸也,湯沢昭:住民とドライバーからみたLED道路照明の評価-群馬県における実証実験から-,交通工学,Vol.50,No.4,pp.42-47,(2015)

共同研究

助成研究:21件(2010年以降),産官学研究:12件(2010年以降),委員会等:20件以上(2010年以降)

その他

都市・交通に関する受託調査研究担当:153件(1991-2005),社会実験:18件(2010年以降),NPO活動:2件

森 友宏(もり ともひろ)

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工学部/社会環境工学科 准教授 mori.jpg
大学院工学研究科/建設工学専攻/環境・生命工学専攻

専門分野 土木工学 地盤工学 防災工学
担当授業科目

測量学Ⅰ 測量実習Ⅰ 土木地質学 防災工学 地盤・材料実験                       大学院/土木地質学特論 防災工学特論

私のプロフィール

2011年東日本大震災の際には仙台の地におり,大揺れに揺れる建物の中で宙を舞う家具に翻弄され,津波に蹂躙されて跡形も無くなった郷里の姿に愕然としました。2万人以上の方が亡くなり,数百万人の方々が被害を受けた大震災のただ中にあって,教育・研究者として生かされた意味を噛み締めながら,生まれ変わった気持ちで日々,教育・研究に勤しんでいます。大震災以降,調査・研究によって得られた知見を,いかに社会に還元・展開し,市民の防災に活かすことができるかを強く意識するようになりました。私個人ができることの一つとして,市民の重要な財産の一つである住宅を地盤災害から保全するために,2013年創設の「地盤品質判定士」を取得しました。土木工学・地盤工学をより身近に感じてもらい,皆で防災について考え,笑顔で暮らせる社会が醸成されるといいですね。

最終学歴 東北大学大学院工学研究科土木工学専攻博士後期課程修了
学 位 博士(工学)
所属学会

土木学会 地盤工学会 日本建築学会 日本地震工学会

連絡先

TEL / FAX 027-265-7308  E-Mail mori@maebashi-it.ac.jp
ホームページ http://www.maebashi-it.ac.jp/
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技術相談・講演・共同研究に応じられるテーマ

自然災害と防災技術                                                    人工造成盛土地盤の安定性(静的・動的)                                       地盤への水の浸透特性と強度特性の変化                                       廃棄物混入地盤材料の処理・利活用                                              

キーワード

土質力学,地盤防災,地震防災,地盤環境工学,地盤の挙動

現在取り組んでいる研究内容

近年,土石流や大規模斜面崩壊などの自然災害が数多く発生しています。地盤の中の水と地盤災害が関係していることは周知の事実ですが,果たしてこの地盤は,どのくらいの雨がどのように降ると,どの程度危険になるのかを定量的に説明するのは難しいところです。その要因の一つとして,地下水位以浅の不飽和地盤における水の浸透問題,飽和度~強度特性に不明な点が多いことが挙げられます。例えば,地表面~地下水面までの地盤の飽和度は70100%のグラデーション状の分布を示すことが多いのですが,同じ条件下であっても飽和度が70%100%では透水性・強度ともに数倍の違いが出ることは普通です。しかし,現行設計では地下水位以浅の地盤は一様の条件として扱われているため,降雨~降雨浸透~飽和度上昇~透水性上昇・強度低下といった,降雨時に時々刻々と変化する地盤内の状況を考えることは難しくなっています。この問題を解決するべく,不飽和土における水の浸透特性および強度特性を詳細に調査し,不飽和土の特性を考慮した設計手法や,将来の危険度予測手法に関する研究を行っています。また,各種防災技術を市民防災に活用するために,災害リスクと対策コスト等を定量的に示すとともに,市民間のリスクコミュニケーションの助けとなるような情報開示手法についても模索を行っています。        ・大規模谷埋め盛土造成地における地震被害の分析と地域住民が利用できるリスクコミュニケーション手法の開発                                                            ・不飽和土における水の浸透・排水特性と飽和度に応じた土の強度特性の変化                ・抑制工としての排水工の効果を設計に反映させるための基礎的研究

主な研究業績

論文

1) Tomohiro Mori, Ryosuke Uzuoka, Takashi Chiba, Kenji Kamiya and Motoki Kazama: Numerical prediction of seepage and seismic behavior of unsaturated fill slope, Soils and Foundations, Vol.51, No.6, pp.1075-1090, (2011)

2) 森友宏,風間基樹,佐藤真吾:東日本大震災における仙台市の大規模造成宅地の地震被害調査-5つの造成地における全域踏査-,地盤工学ジャーナル,vol.9,No.2,pp. 233-253,(2014)

3) 森友宏,風間基樹,大沼清孝,大山浩一,相川良雄:震災がれきおよび津波堆積物由来の木屑混じり発生土の有効利用のための土質力学特性と社会的コストの評価,地盤工学ジャーナル,vol. 10 ,No. 1 ,pp. 67-79,(2015)

共同研究

件数:数件/年

工学部/社会環境工学科 准教授                                   sagawa.jpg
大学院工学研究科/建設工学専攻/環境・生命工学専攻

専門分野 セメント化学 コンクリート工学
担当授業科目

建設材料 構造力学III 工学情報処理 コンクリート工学III 地盤・材料実験

大学院/建設材料学特論 セメント化学特論

私のプロフィール

生まれも育ちも北海道。北海道のセメントメーカーに20年勤務し、2015年より本学に着任しました。元々の大学の専攻は化学系で、社会人博士課程では、資源系の学科でセメント化学を学びました。一見、土木工学と化学はあまり関係がなさそうにも思えますが、諸外国では「建設化学」という学問分野が確立されています。近年の私たちのくらしを取り巻く諸課題は、従来の土木工学の領域では扱いきれない社会科学や種々の環境問題などを包含し、多面的に課題解決に取り組む必要があります。安心・安全で環境にやさしい新しい建設材料・技術をみなさんと一緒に考えていきたいと思います。

最終学歴 北海道大学大学院工学研究科環境循環システム専攻博士後期課程修了
学 位 博士(工学)
所属学会

土木学会 日本建築学会 日本コンクリート工学会 日本セラミックス協会

連絡先

TEL / FAX 027-265-7301  E-Mail sagawa@maebashi-it.ac.jp
ホームページ http://www.maebashi-it.ac.jp/
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技術相談・講演・共同研究に応じられるテーマ

コンクリートの高機能・高性能化、コンクリートの環境負荷低減、セメント系材料の水和反応解析

キーワード

セメント、コンクリート、水和反応

現在取り組んでいる研究内容

世界中で水の次に使用されている材料がコンクリートです。コンクリートなしでは、私たちの生活は成り立ちません。重厚長大なコンクリートの性能は、実は珪酸カルシウム水和物(C-S-Hゲル)のナノ構造や組成といった、ミクロな世界で起きている化学反応に支配されています。当研究室では、CO2排出量を大幅に削減可能な混合セメントを主な研究対象とし、セメント系材料の水和反応に立脚した硬化体の物性評価・予測を行うことで、低炭素化社会と高耐久インフラの実現に貢献する研究を行っています。

主な研究業績

著書

1)粉末X線解析の実際 第二版、朝倉書店 (分担執筆)、実例で学ぶ粉末X線解析、セメント分野での定量分析への応用 (2009)

2) 最新の自己修復材料と実用例、シーエムシー出版 (分担執筆)、フライアッシュを使用した自己修復コンクリートの実用化 (2010)

論文

1) 石川玲奈,名和豊春,佐川孝広:加熱試料を用いたX線回折‐リートベルト法による高炉セメント中のスラグ反応率測定法の検討,セメント・コンクリート論文集,Vol.69, pp.76-81 (2015)

2) 長谷川諒,塚本康誉,佐川孝広,濱幸雄:高炉スラグ微粉末の置換率と少量混合成分量がモルタルの凍結融解および中性化の複合劣化に与える影響,コンクリート工学年次論文集,Vol.38, No.1, pp.1089-1094 (2016)

3) J. Kim, S. Na, W. Zhang, T. Sagawa and Y. Hama: Effect of Limestone Powder and Gypsum on the Compressive Strength Mixture Design of Blast Furnace Slag Blended Cement Mortar, J. Adv. Concr. Technol., Vol.15, pp.67-80 (2017)

4) 佐川孝広,植木康知,松下哲郎,閑田徹志,米澤敏男,坂井悦郎:高炉セメントC種を用い52年経過した構造物の長期耐久性に関する研究,コンクリート工学論文集,Vol.28, pp.47-59 (2017)

5) W. Zhang, H. Choi, T. Sagawa and Y. Hama: Compressive strength development and durability of an environmental load-reduction material manufactured using circulating fluidized bed ash and blast-furnace slag, Constr. Build. Mater, Vol.146, pp.102-113 (2017)

6) 佐川孝広,中島航介:高炉セメントB種の強度発現と水和反応に及ぼす無水石こうと石灰石微粉末の影響,コンクリート工学年次論文集,Vol.39, No.1, pp.121-126 (2017)

7) 溝渕利明,石関浩輔,佐川孝広,閑田徹志:高炉スラグ高含有セメントに含まれる少量混合材がマス養生下でのコンクリートの熱特性に与える影響に関する一考察,コンクリート工学年次論文集,Vol.39, No.1, pp.1339-1344 (2017)

8) M. Taniguchi, T. Takahashi and T. Sagawa: Effect of Pozzolanic Reactivity of Volcanic Ash in Hokkaido on the Durability of Volcanic Ash Concrete, Proceedings of the 2017 fib Symposium, pp.2177-2184 (2017) 他多数

受賞

・セメント技術大会優秀講演者賞(2003,2005) 

・コンクリート工学年次論文奨励賞(2006,2010)

・日本コンクリート工学協会賞(奨励賞)(2008) 

・土木学会年次学術講演会優秀講演賞(2009)

・土木学会吉田賞(論文部門)(2011)

・日本コンクリート工学会 ACT three outstandin​g papers of the year (2012)

・日本コンクリート工学会賞(論文賞)(2013)  

・土木学会技術賞(2017)

共同研究その他

2016年度:共同研究:6件、受託研究:4件、教育研究奨励寄付:3件、所属委員会・研究会数:15

平川 隆一(ひらかわ りゅういち)

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工学部/社会環境工学科 准教授
大学院工学研究科/建設工学専攻/環境・生命工学専攻

専門分野 水工水理学 河川工学
担当授業科目

水文学 河川工学 測量学II 測量実習II 水・環境実験 

大学院/水文学特論 河川環境工学特論 流域環境論

私のプロフィール

子供の頃は、田舎での川遊びを楽しんでいました。
現在は、河川や流域で生じている現象の解明に取り組んでいます。
人々が遊びやすく親しみやすい川づくりに貢献することが目標です。

最終学歴 熊本大学大学院自然科学研究科博士後期課程修了
学 位 博士(工学)
所属学会

土木学会 国際水圏環境工学会

連絡先

ホームページ http://www.maebashi-it.ac.jp/

技術相談・講演・共同研究に応じられるテーマ

洪水流の挙動や河床・河岸変動に関する研究

水辺の自然再生・環境整備を図るための水理学的評価に関する研究

キーワード

水理学、環境水理学、河川工学、水理、水文学

現在取り組んでいる研究内容

現在行っている研究は主に河川・湖沼の流れを対象としたものです。河川・湖沼では河道内構造物や植生の配置変化、潮汐による往復流に基づく流れの三次元構造が一般的に知られています。それらの詳細な情報は、河床変動予測手法の開発や乱流構造の解明にとって有用であると考え、室内実験、現地観測、数値シミュレーションを用いた研究を行ってきました。最近では、平野沿岸部の高潮シミュレーションや、冠水による避難経路問題に取り組んでいます。具体的なテーマは以下の通りです。

(1)水制工を有する流れ場と河床変動に関する研究
(2)植生帯を有する河道における洪水解析
(3)水辺の水環境に関する調査研究
(4)河口域の流動と物質輸送に関する調査研究
(5)ダム建設及び撤去による土砂動態に関する調査研究

主な研究業績

論文

1) 平川隆一,渡邊訓甫,小南考輝,北川の川坂砂州における地形変化と草本植生の相互作用について,土木学会論文集A2分冊(応用力学),Vol.15,pp.I_617-624,(2012)

2)大本照憲,平川隆一:感潮域複断面河道の流動機構と微細土砂動態の解明,河川技術論文集,Vol.19,pp.543-548,(2013)

3) Terunori Ohmoto,Ryuichi Hirakawa:INTERACTION BETWEEN STREAMBED SEDIMENT AND FLOW CONFIGURATION ON DOWNSTREAM OF ARASE DAM,10th ISE,(2014)

4)平川隆一,大本照憲,中島弘貴:半円形に配置された水制工周りの流れ構造に関する実験的研究,土木学会論文集B1(水工学),Vol.71,No.4,pp.I_661-I_666,(2015)

5) 恩田実之留,平川隆一:非接触型流速計測法の流速計測精度が受ける風の影響,土木学会論文集B1(水工学),Vol.72,No.4,pp.I_901-I_906,(2016)

谷口 望(たにぐち のぞむ)

taniguchi.jpg

工学部/社会環境工学科 准教授
大学院工学研究科/建設工学専攻/環境・生命工学専攻

専門分野 土木工学 構造力学
担当授業科目

構造力学II 構造力学演習 鋼構造学 地質材料実験
大学院/鋼構造学特論 複合構造学特論

私のプロフィール

本大学に着任するまでに、民間研究所、民間旅客鉄道、私立大学、国立大学の各所で勤務経験があります。前述の勤務箇所では,研究活動や設計指針の作成等の業務以外に、構造物の設計審査実務や施工監督業務も経験しており,基礎研究だけでなく実務に適した研究を行います。

最終学歴 早稲田大学大学院理工学研究科博士課程修了
学 位 博士(工学)
所属学会

土木学会

連絡先

TEL / FAX 027-265-7304  E-Mail n-tani@maebashi-it.ac.jp
※ メールアドレスをコピーする際は@マークを半角にしてください。

技術相談・講演・共同研究に応じられるテーマ

鋼・コンクリート・複合材料よりなる構造物に関する研究
構造物の設計・製作・施工・維持管理・補修補強・騒音対策・振動対策に関する研究

キーワード

構造工学、地震工学、維持管理工学、土木材料、施工

現在取り組んでいる研究内容

土木構造物、特に鋼・複合構造を利用した橋梁に対して、設計から製作施工や維持管理までをトータルとして扱った研究を行っています。研究にあたっては,頻繁に現場を訪問して研究内容が現実と乖離しないよう心懸けるとともに、既存の研究分野の区分けにとらわれずに積極的に新しい研究に取り組みます。現在取り組んでいる研究の具体例は下記になります。                                 ①新材料等を活用した鋼橋の強靱化対策工法の開発(鉄道橋で実用化実績あり)              ②橋梁の騒音・振動対策工法の開発(鉄道橋で実用化実績あり)                          ③既設コンクリート高架橋の合理化設計およびリニューアル工法の開発                     ④多様化する合成構造物の収縮,温度変化に対する影響評価と設計手法の開発              ⑤維持管理や製作・施工を考慮した構造物の合理的な設計手法に関する研究

主な研究業績

著書

1)谷口望(事務局):鉄道総研編,国土交通省監修,鉄道構造物等設計標準・同解説(変位制限(2006),鋼・合成構造物(2009),鋼とコンクリートの複合構造物(2016)),鉄道構造物等維持管理標準・同解説(鋼・合成構造物(2007))

2)谷口望(委員):ハイブリッド構造における接合部の技術開発に関する調査研究報告書,日本鋼構造協会(2004)

3)谷口望(委員):最新複合構造の現状と分析―性能照査型設計に向けて―,土木学会(2008)

4)谷口望(委員):事例に基づく複合構造の維持管理技術の現状評価,土木学会(2010)

5)谷口望(委員):鋼構造架設設計施工指針,土木学会(2012)

6)谷口望(委員):複合構造物を対象とした防水・排水技術の現状,土木学会(2013)

論文

1)谷口望,藤原良憲,久保武明:鉄道用合成桁の実剛性の評価方法に関する研究,構造工学論文集,Vol.57A,pp. 1017-1025,(2011)

2)谷口望,荒木一徳,金子達哉,柳沼謙一,依田照彦:曲線トラス橋の設計における3次元有限要素解析のモデル化手法に関する研究,鋼構造年次論文報告集,No.21,鋼構造協会,(2013)

3) N.Taniguchi, M.Hansaka, F.Ohkubo, S.Satake and Y.sugino:Study of the Strengthened Hybrid Structure Renovated from Railway Steel Bridge, 36th International Association for Bridge and Structural Engineering, Long Span Bridges & Roofs,kolkata,India(2013)

4)谷口望, 大久保藤和, 佐竹 紳也, 杉野雄亮, 松浦史朗, 半坂征則:既設鋼橋の複合構造化によるリニューアル工法の施工と実証試験,土木学会論文集・A1・複合構造特集号p.II_40-II_52(2014)

5)谷口望,藤原良憲,林偉偉,依田照彦,松尾仁,久保武明:有限要素解析による鉄道用合成桁の実剛性評価に関する検討,土木学会論文集 A2(応用力学), Vol. 71, No. 2 (応用力学論文集 Vol. 18), I_785-I_793 (2015)

外部資金の獲得実績

1)平成24~25年度 若手研究(B)(代表)既設鋼橋の複合構造化によるリニューアル手法の提案とその実証的検証

2)平成26年度 橋梁調査会 国際会議への参加に関する助成

3)平成27~28年度(予定)日本鉄鋼連盟 鋼構造研究・教育助成事業・国土強靭化に資する鋼材適用技術に関する研究

4) 平成27~29年度(予定)日本鉄鋼連盟 鋼構造研究・教育助成事業・柱,補剛板等部分係数,高強度鋼耐震部材適用性実証研究

5)平成27~29年度(予定)基盤研究(C)(代表)土木構造物に対する効果的な騒音振動対策およびその評価手法に関する研究

その他

業務に関する資格:技術士(建設部門,鋼およびコンクリート),クレーン運転業務(5t未満),玉掛け

舌間 孝一郎(したま こういちろう)

shitama.jpg

工学部/社会環境工学科 准教授
大学院工学研究科/建設工学専攻

専門分野 コンクリート工学 建設材料学
担当授業科目

コンクリート工学Ⅰ 材料・地盤工学実験 維持管理工学

大学院/コンクリート工学特論 維持管理工学特論

私のプロフィール

福岡県出身。"自然好き"と"ものづくり好き"が土木工学を志した理由です。

コンクリート工学を志したのは偶然でしたが、その奥深さに面白みを感じ研究者に。

自然と融合したコンクリート構造物を鑑賞することが趣味になっています。

教育方針は、チームワークを重視すること、目的意識を持たせること。

最終学歴 東京理科大学大学院理工学研究科博士後期課程修了
学 位 博士(工学)
所属学会

土木学会 日本材料学会 日本コンクリート工学会 日本ウォータージェット学会

連絡先

TEL / FAX 027-265-7364  E-Mail shitama@maebashi-it.ac.jp
※ メールアドレスをコピーする際は@マークを半角にしてください。

技術相談・講演・共同研究に応じられるテーマ

コンクリート構造物の非破壊・微破壊検査

コンクリート劣化のモニタリング・簡易測定

キーワード

コンクリート、長寿命化、維持管理

現在取り組んでいる研究内容

鉄筋コンクリートの長寿命化手法に関して、施工及び維持管理の両面から研究を行っている。

鉄筋コンクリート構造物の劣化に関しては、コンクリート表層部の物質移動性が大きな要因となる。このため、コンクリート構造物の長寿命化においては、表面品質の向上を考慮した施工が重要となる。特に、群馬県の自然環境はコンクリート表層部の品質低下を誘発する要因が多く含まれることを念頭に表層部の性能に影響を及ぼす要因の研究を進めている。これは、施工時の表層部の劣化要因については近年研究が進んでいるが、地域の環境特性によりその影響度は大きく変化する可能性が高いことによる。

高品質な新設構造物を建設するためには、優れた設計や施工、さらには高品質な構造物を正当に評価するシステムが必要である。そのためには、竣工時検査時に耐久性に関する評価項目を加えることが重要であり、コンクリート表層部の品質評価が最も合理的な方法であると思われる。この分野では、コスト、精度、測定時間、簡易さなどが普及のハードルとなるが、現在提案されている測定システムには一長一短があり、研究開発の余地がある。特に簡易性と測定精度を重視した手法の開発を続けている。

主な研究業績

論文

1) 辻正哲, 岡村雄樹, 舌間孝一郎, 澤本武博:骨材の吸水率およびコンクリートの表面性状が酸性雨に対する抵抗性に及ぼす影響, セメント・コンクリート論文集, Vol.56, pp.513~520(2002)

2) M.Tsuji, T.Sawamoto, and K.Shitama:Development of New Type Concrete Admixture for Preventing Leakage of Water Through Cracks,Proceedings of the first fib Congress 2002, Session9, pp.37-44(2002)

3) 山中憲行, 林貞夫, 岡村雄樹, 舌間孝一郎:圧接鉄筋の疲労性状,コンクリート工学年次論文集, Vol.25, No.1, pp.1499-1504(2003)

4) 岡村雄樹, 舌間孝一郎, 足立一郎:ウォータージェット技術による新旧コンクリートの一体化処理に関する検討, コンクリート工学年次論文集, Vol.25, No.2, pp.1111-1116(2003)

5) 藤原翼, 澤本武博, 舌間孝一郎, 湯浅昇, 笠井芳夫:ドリル削孔粉を用いたコンクリートの塩分浸透深さの簡易測定方法に関する研究,コンクリート構造物の非破壊検査論文集, Vol.3, pp.313-318(2009)

6)澤本武博,望月昭宏,舌間孝一郎,樋口正典コンクリートの強度発現に及ぼす配合および初期の湿潤養生期間の影響,コンクリート工学論文集,第24巻第2号,pp53-66(2013)

7)舌間孝一郎,ユーラ・ニャムドルジ,岡村雄樹,辻幸和,偏心二重鋼管で拘束された膨張コンクリートにより鋼管に導入される応力度,セメント・コンクリート論文集No.66,セメント協会(2013)

8)岡村雄樹,辻幸和,舌間孝一郎,小林朗:アンカーと継手部の補強が異なる格子状CFRPで下面増厚補強したRCはりの力学的性状,コンクリート工学論文集,Vol.24,No.2,pp53-66,日本コンクリート工学会(2013)

9)澤本武博,望月昭宏,舌間孝一郎,樋口正典:コンクリートの強度発現に及ぼす配合および初期の湿潤養生期間の影響,セメント・コンクリート論文集,Vol.67,pp311-317,セメント協会(2014)

10)澤本武博,青木優介,舌間孝一郎,地頭薗博:ドリル削孔粉を用いた硬化コンクリートの塩化物イオン浸透深さ簡易測定方法に及ぼす各種要因,コンクリート工学年次論文集,Vol.37,No.1,pp1705-1710,2015,日本コンクリート工学会(2015)

11)舌間孝一郎,辻正哲,澤本武博:粒度調整セメントを用いた高強度繊維補強コンクリートの耐摩耗性に関する研究,セメント・コンクリート論文集,Vol.69,セメント協会(2016)

土倉 泰(つちくら とおる)

工学部/社会環境工学科 教授
大学院工学研究科/建設工学専攻/環境・生命工学専攻

専門分野 土木工学 地盤工学
担当授業科目

地盤工学Ⅰ・Ⅱ 応用数学 地盤・材料実験 建築材料実験
大学院/材料力学特論 連続体力学特論

私のプロフィール

土木学会関東支部群馬会の幹事です。産学官でまったく上下・対立ない関係のもと建設的活動をおこなうことのできるこの会を大切にしたいと思います。

最終学歴 東北大学大学院工学研究科博士課程修了
学 位 工学博士
所属学会

土木学会 地盤工学会 粉体工学会

連絡先

TEL / FAX 027-265-7305  E-Mail tsuchi@maebashi-it.ac.jp
※ メールアドレスをコピーする際は@マークを半角にしてください。

技術相談・講演・共同研究に応じられるテーマ

砂や砕石のような粒状材料の変形・強度
地盤情報データベースの有効活用

キーワード

土質力学、応用力学、地盤情報

現在取り組んでいる研究内容

粒状材料の強さや変形特性について研究している。これまで砂の三軸圧縮試験・振動三軸試験、一面せん断試験、砕石のCBR試験を行ってその結果を考察してきた。一方、変形にともなって生じる粒状材料の内部の変化は実験で観察することが難しい。そこで、1つ1つの粒子をモデル化したシミュレーションをおこない、変形時の粒子間接触状況の変化を調べる。                                    リサイクル材料の物理特性や力学特性の把握、石積み構造物やブロック積み擁壁の安定性解析への数値計算の適用、地盤情報データベースを活用した前橋泥流堆積物の分布状況の調査を研究課題としている。

主な研究業績

論文

1) T.Tsuchikura, M.Satake:Statistical Analysis of Particle Graph of a Granular Assembly Using the Loop Tensor, Theoretical and Applied Mechanics Japan, Vol.57, pp.113~118,(2009)

2) 土倉泰:品質規格範囲内の粒度調整がリサイクル材料のCBRに及ぼす影響,土木学会論文集E1(舗装工学),Vol.67,No.3,pp.I_123~I_128,(2011)

3) 土倉泰:石積み構造物の安定性解析のための不規則形状を有する自然石のモデル化,地盤工学ジャーナル,Vol.8,No.2,pp.369-377,(2013)

4) 土倉泰,山中憲行,林貞夫:石丸積工法でつくられた擁壁の安定性を評価するための載荷実験,九州橋梁・構造工学研究会,土木学会西部支部,土木構造・材料論文集第32号,pp.159~166,(2016)

梅津 剛(うめつ つよし)

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工学部/社会環境工学科 准教授
大学院工学研究科/建設工学専攻

専門分野 数値流体力学 水理学 水環境工学
担当授業科目

流れの科学 流体力学 流体力学演習
大学院/数値流体力学特論  建設情報処理特論

私のプロフィール

一つの問題に対し、深く長くしつこく、空想し、想像し、思考するタイプ。
ベンチャー企業㈱環境技術研究所を立ち上げ、研究成果の実用化を実施。

最終学歴 中央大学大学院博士課程修了
学 位 工学博士
所属学会

土木学会 日本数値流体力学会 日本計算工学会

技術相談・講演・共同研究に応じられるテーマ

実河川をターゲットとした有限要素法による流れ解析システムの開発
自然エネルギーの水環境問題への応用
ビオトープ構築手法に関する研究
閉鎖循環型水槽の諸問題解決手法に関する研究

キーワード

現在取り組んでいる研究内容

長年着手してきた流体挙動の数値計算手法研究を実用の面から拡張するため、水棲生物の棲息環境の研究を行なっている。蛍の棲息するビオトープ、水槽ろ材の検討

主な研究業績

1) 有限要素法による河川流れの数値解析システムの開発。(H10.香港:7ThISRS)

2) 太陽光+風力による蒸留水精製装置の開発。(H10.ネパールRETRUDE98)

3) CFを用いたアクアリウムにおける水処理装置の開発(共同研究:NEDO)

4) 窒素除去水塔の開発(共同研究:NEDO)

5) 自然エネルギーを用いた下水処理装置の開発(受託研究:群馬県工業試験場)

6) 水環境問題に関する研究。蛍の生涯飼育観察装置の開発。

7) 通年ホタル鑑賞施設「ほたリウム」の設計・実施指導(埼玉県東武動物公園)

8) ホタルに及ぼす光害についての実証実験

9) 化学工場排水を用いたホタルビオトープ構築手法(福島県株式会社クレハ)

10) 炭素繊維濾過マットの商品化開発(ニッソー)

著書

1) 梅津,登坂,矢川:計算力学Ⅳ,養賢堂,pp.175-199,(1995)

論文

1) 松本純一,梅津剛,川原睦人:陰的有限要素法による浅水長波流れと河床変動解析,応用力学論文集 ,Vol.1,pp.263-272,(1998)

小林 享(こばやし とおる)

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工学部/社会環境工学科 教授
大学院工学研究科/建設工学専攻

専門分野 景観工学 空間計画
担当授業科目

景観原論 景観工学 観光レクリエーション計画
大学院/風景学特論 景観デザイン特論

私のプロフィール

これまで一貫して景観工学分野の研究をしてきた。筆者の景観研究は、わが国の風景を固有の文化として捉え、その美的体験の構造を視知覚現象のみならず五感的現象として扱い、さらにその意味解釈を言語化の問題として手がけてきたところに特徴がある。これからも新しいテーマに挑戦したい。

最終学歴 筑波大学大学院修士課程修了
学 位 工学博士(東京工業大学)
所属学会

土木学会 都市計画学会 造園学会 日本観光研究学会

連絡先

TEL / FAX 027-265-7349  E-Mail kobayashi@maebashi-it.ac.jp
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技術相談・講演・共同研究に応じられるテーマ

「景観計画・設計」/「観光計画」/ 「食文化」など

キーワード

景観・デザイン、環境計画、地域計画、民俗学

現在取り組んでいる研究内容

川瀬巴水を中心とする近代風景版画を「移ろい効果」の観点から分析する。特に、描写において用いられた変動要因の種類や描写方法を整理し、旅情性との関わりにおける景観美の基準をまとめる。       また、近世風景版画との比較や、西洋画、特にターナーやフリードリッヒなどの風景画との比較を行い、その結果を踏まえ、現代空間における景観体験を高める、あるいは旅情性を高めるために効果的な変動要因の扱い方を検討する。                                                  以上を通して、移ろい効果との関わりにおける景観美の基準について考察し、低予算で実現する高質な景観体験と時間消費とを検討する。

主な研究業績

著書

1) 小林享:移ろいの風景論 -五感・ことば・天気-、 鹿島出版会(1993)(土木学会 平成六年度 出版文化賞受賞)

2) 小林享:雨の景観への招待 -名雨のすすめ-、彰国社(1996)

3) 小林享:風景の調律 -景観体験の構築-、鹿島出版会(1999)

4) 小林享:食文化の風景学、技報堂出版、(2007)(日本観光研究学会 第一回観光著作賞受賞)

5) T.Kobayashi:l'Eau et la Culture 、Academie de l'Eau (2003)

6) 小林享,他20名:水辺の景観設計、技報堂出版(1988)

7) 小林享,他10名:都市をめぐる水の話、井上書院(1992)

8) 小林享,他12名:創園-日本の庭 世界の庭-、ミサワホーム総合研究所(1998)

9) 小林享,他多数:土木用語大辞典、技報堂、(1999)

10) 小林享,他8名『感覚環境設計テキスト』、環境省水・大気環境局(2008)

論文

1)小林享:水循環プロセスにおける降水の美学-川瀬巴水の風景版画から-,水循環 貯留と浸透 VOL88,pp.31~38,(2013)

2)小林享,丹羽大樹:対象及び視点場として視捉えた赤城山の眺望に関する研究,日本観光研究学会 学術論文集 第21号,pp.169~172,(2006)

3) 小林享,内海恵:絵画・写真データより読み取る窓・開口部の景観的効果に関する研究、日本観光研究学会 学術論文集 第21号,pp173~176,(2006)

岡野 素之(おかの もとゆき)

工学部/社会環境工学科 教授 伊勢丹撮影600.jpg
大学院工学研究科/建設工学専攻/環境・生命工学専攻

専門分野 構造工学 耐震工学
担当授業科目

構造力学Ⅰ コンクリート工学Ⅱ 構造耐震工学 構造物設計論
構造工学特論(大学院)

私のプロフィール

静岡県生まれ。建設会社で土木構造物の設計・研究・開発に従事し論文等を多数発表。
設計では、下水道施設、仮設構造物およびシールドトンネルを担当。
研究では、高架橋上における新幹線の地震時脱線問題を扱い振動台実験で検証。
開発では、耐震補強分野で、炭素繊維、鋼製パネル組立、圧縮型ブレースを実用化、適用多数。                   
(公社)日本鉄筋継手協会会長。趣味はクラシック音楽鑑賞、中国古典、剣道(五段)。

最終学歴 東北大学 工学部 土木工学科卒業
学 位 博士(工学)
所属学会

土木学会 日本コンクリート工学会

技術相談・講演・共同研究に応じられるテーマ

制震構造物、既存RC構造物の耐震補強、高強度繊維素材による補修・補強、コンクリートによる放射線の遮蔽、鉄筋の継手

キーワード

構造工学、耐震構造、複合構造、放射線遮蔽効果、継手

現在取り組んでいる研究内容

日本は世界有数の地震国であり土木構造物の耐震性は極めて重要である。これまで橋梁は一部で免震が実用化されているが一般に耐震構造で設計されてきた。現在の社会的要請であるコスト削減及び高性能化のためには橋梁の制震化が有望である。そこで、橋梁への制震構造に関して、デバイスの種類とその効果、適用への設計体系について研究を進める。また鋼・コンクリート複合構図の大型接合部の構造性能に関する研究も併せて実施する。また、プレキャストコンクリート部材のコストダウンを目指した新しい接合方法を提案し、実現に向けて構造実験やFEM解析でその力学的性状を研究する。

主な研究業績

著書

1) 岡野素之(委員),炭素繊維シートによる鉄道高架橋柱の耐震補強設計施工指針,鉄道総研(1996)

2) 岡野素之(委員),既存鉄道コンクリート高架橋柱等の耐震補強設計施工指針 鋼製パネル組立補強,鉄道総研(2006)

3) 岡野素之(委員),ダンパーブレースを用いた鉄道高架橋の設計指針,鉄道総研(2007)

4) 岡野素之(委員), 鉄筋定着・継手指針,土木学会(2007年版)

5) 岡野素之(委員),土木構造物共通示方書,土木学会(2016)

論文

1) 長縄卓夫,岡野素之,小松章,相京博幸:鋼製パネル組立てによるRC柱の耐震補強に関する研究,構造工学論文集Vol.52A,pp.521~528,(2006)

2) 喜多直之,吉田幸司,岡野素之,関雅樹:鉄道RCラーメン高架橋を対象とした圧縮型鋼製ダンパーブレース工法の実用化,土木学会論文集F ,Vol.63,No.3,pp.277~286,(2007)

3) 松本信之,涌井一,曽我部正道,岡野素之:鋼製ダンパーブレース付きRC鉄道高架橋の耐震性能評価に関する研究,土木学会論文集E ,Vol.65,No.2,pp.271~290,(2009)

4) 飯塚豊,岡野素之,森田俊哉,辻幸和:放射性焼却灰管理用鉄筋コンクリート製容器の基礎的研究,コンクリート工学年次論文集,Vol.35,No.2,pp.475~480,(2013)

5) 飯塚豊,辻幸和,森田俊哉,岡野素之:異なる定着方法のカップラー接合具により垂直接合したRC部材の力学的性状(一社)セメント協会,セメント・コンクリート論文集Vo.68,pp.260-267,(2015)

6)飯塚豊,趙帥,岡野素之,森田俊哉:拘束型重ね継手の引張性能に関する実験的研究,コンクリート工学年次論文集Vol.38,pp.541~546,(2016)

共同研究

土木研究所「PC橋の緊張材への新素材の利用」(1994)、他5件

その他

(公社)日本鉄筋継手協会会長
特許件数:登録14件、公開8件
コンクリート工学優秀講演賞(1997) 
土木学会構造工学シンポジウム論文賞(1999、2003、2004)
第8回国土技術開発賞 国土交通大臣表彰(2006)

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