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Department of Systems Life Engineering システム生体工学科

授業紹介

実践能力を養う科目が充実しており、専門科目を学び、研究室に所属し卒業研究に取り組みます。

画像処理

画像処理技術は、MRI やCT などの医療用画像診断技術において、診断の確度を高めたり、病変部を特定するために重要な役割を果たしています。本講義では、ヒトの脳MR 画像を用いて、コントラスト変換や脳領域の輪郭抽出などの画像処理に関する基本的な概念を学習することができます。画像処理に関する様々なアルゴリズムを学んだあと、学生自身でプログラムを組み動作させることで、視覚的に画像処理の効果を体感できる点が特徴的です。

電子回路

生体から計測した小さな電気信号などをコンピュータなどで処理するためには、信号を大きくする増幅回路が必要です。この講義では増幅回路の働きと特徴を理解するために、構成要素がそれぞれどのような働きをするのか学びます。はじめは主役であるトランジスタの動作原理を中心に説明し、信号を増幅できる仕組みを明らかにします。よく用いられる増幅回路をパターンに分解することで理解を深めます。さらに、トランジスタを用いた回路の応用例として信号の発生や選択に利用できる回路も示します。

研究室

形状情報処理研究室 担当教員/向井 伸治

おもにコンピュータによる図形情報の処理技術(CG)とその設計への応用技術(CAD)についての教育・研究をしています。

テーマ例
  • 図形に関する情報処理一般、設計・生産とモデリング技術
  • 福祉・人間工学とモデリングの研究
  • 機能形状創成と3Dプリンティング
  • 生体形状情報によるモデリング
学びのキーワード
  • 形状モデリング/CAD/グラフィクス/健康・福祉工学

システム神経科学&神経工学研究室 担当教員/今村 一之

哺乳類の脳構造およびその機能について、特に視覚や運動に関与する神経可塑性を神経工学の観点から研究しています。

テーマ例
  • 医工連携
  • 再生医工学
  • 視覚に関連した諸問題
  • 脳科学を応用した機器開発等
学びのキーワード
  • 神経可塑性/両眼立体視/再生医工学/免疫組織化学/電気生理学

生体制御システム研究室 担当教員/原川 哲美

高齢化社会の到来で、近赤外光による高機能の解明とインターフェースの開発、健康維持のシステム開発を行っています。

テーマ例
  • 障害者のコミュニケーションツール
  • 体表点字システムの開発 BMI
  • 高精細画像復元技術の開発
  • 介護機器の開発等電動機およびその応用・エネルギー変換に関するシステム設計
学びのキーワード
  • 制御工学/電動機

光診断技術研究室 担当教員/野村 保友

光を用いた新たな診断技術の可能性を探っています。主に可視光よりも波長の長い近赤外光を利用した光診断法を開発しています。

テーマ例
  • 生体組織の分光特性(蛍光、吸収、光散乱など)
  • バイオプシーサンプルの次世代型光診断法の開発
  • 光学測定に使われる基礎技術の幅広い応用(例えば幹細胞の特性評価など再生医療や食品分析)
学びのキーワード
  • バイオイメージング

生体計測研究室 担当教員/王 鋒

高機能材料を用いた新しい生体情報計測システムについて研究をしています。また、脳波を利用したブレイン-マシン・インターフェースの開発も行っています。

テーマ例
  • 生体計測工学
  • 信号処理
  • メカトロニクス
  • 健康福祉機器などの開発研究
学びのキーワード
  • 生体情報・計測/医用ロボット/福祉用具・支援機器/ブレインマシンインターフェイス/信号処理

知能ロボットシステム研究室 担当教員/朱 赤

パワーアシスト技術や全方向型移動車いすなどの福祉介護ロボットを中心に対人支援システムに関する研究をしています。

テーマ例
  • 歩行/移動支援ロボット、パワーアシスト装置などの対人支援ロボットシステムの開発
  • 全方向移動技術及び応用
  • 脳波や筋電などの生体信号の処理及び応用
  • メカトロニクスシステムの開発
  • 2足ロボットの開発及び高速歩行・跳躍・走行・摩擦拘束に関する研究
学びのキーワード
  • 介護福祉ロボット/生活支援技術/人間機械システム/脳-ロボティクス

適応信号処理研究室 担当教員/松本 浩樹

生体情報の信号処理や解析方法についての研究をしています。また情報通信技術(ICT)を用いたシステムの構築も行っています。

テーマ例
  • 信号処理アルゴリズム・信号解析およびその応用
  • 1/fゆらぎ ビッグデータ・AI・深層学習
  • ICT・情報メディア技術全般
学びのキーワード
  • 情報推定/信号処理/情報通信理論/音声・生体・感性処理/ICT/情報メディアネットワーク/遠隔医療システム

神経機能工学研究室 担当教員/石川 保幸

記憶に関して研究をしています。電気生理学的、行動科学的な観点から記憶・学習のメカニズムを解明することを目的としています。

テーマ例
  • 脳科学全般 
  • 電気生理学的手法を用いた生体・脳情報計測及び機器開発
学びのキーワード
  • 神経可塑性/連合記憶/学習/電気生理学

神経電子計測システム研究室 担当教員/小田垣 雅人

ヒトの運動について脳機能の解明や新しい福祉・リハビリテーション機器の開発を行っています。

テーマ例
  • 生体信号計測装置の開発全般
  • 脳機能の計測・リハビリテーションへの応用
  • 脳情報工学の基礎(高校生向けの体験授業)
学びのキーワード
  • 生体情報・計測/生活支援技術/脳情報計測

将来について

取得可能な資格

  • 第2種ME技術実力検定
  • 基本情報技術者

卒業後の主な進路

  • 本学または他大学の大学院進学
  • 医療・精密機器関連企業
  • 情報通信関連企業 ほか