2019年7月アーカイブ

毎日新聞社,一般社団法人総合デザイナー協会(DAS)主催,大阪デザイン振興プラザ,大阪芸術大学(銀の卵賞),サントリーコミュニケーションズ(株)協力の「第50回 毎日・DAS学生デザイン賞 大学生の部"金の卵賞"」において,建築学科4年生が入選しました.(担当教員:若松 均)

審査委員

審査員 総合審査委員長 嶋 高宏/審査実行委員長 能口 仁宏

コシノ・ヒロコ/佐野 吉彦/杉崎 真之助/服部 滋樹/藤田 隆/馬渡 喜穂/都 あきこ/山口 隆/山田悦夫

受賞作品

作品名:都市と心情のコントラスト

受賞:入選

受賞者:佐野歩美(建築学科4年)

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建築学科の選択科目/建築設計ワークショップ(2年生・23人)で実施している版築ベンチ+ストーブづくりについて、群馬テレビの取材を受けました。その内容が、6月24日に放映されました。Youtube でご覧になれます。https://www.youtube.com/watch?v=32cB0krcT-k

版築は、古くて新しい工法として欧州では大変注目されています。なおこの授業の成果は『版築―今甦る、土の建築 実践的建築教育の試み』が上毛新聞社より2017年に≪前橋工科大学ブックレット3≫として出版されています。

(担当教員:石川恒夫,三田村 輝章,堤 洋樹)

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76日(土)に、建築学科の専門選択科目のバウビオロギー2年生:46名)の授業の一環として、恒例の課外授業を実施しました。今年の内容は以下のとおりです。


 (1) 神津牧場近くの民有林(下仁田森林組合管理)での下草刈り体験
 (2) 世界遺産 荒船風穴の見学
 (3) 小井土製材(下仁田町)の見学


 梅雨で天候が心配されましたが、幸い雨が降ることなく、標高1000mでの草刈りはむしろ寒いくらいでした。鹿に若木を食べられてしまい、何回もスギを植林しており、加えて雑草を刈ってやらなければ木は育ちません。風穴には新たに冷風体験室の小屋もできており、環境整備も少しずつ進められています。小井土製材所では、原木の丸太から、皮をむき、角材に製材し、バイオマスによって乾燥するプロセスを教えていただきました。近年アメリカへの輸出もあり、木材のグローバルな経済活動もみえてきます。百聞は一見にしかず。座学をとおしての「形式知」に対して、五感を通して群馬の自然を学ぶ「暗黙知」が学生の心の栄養になればと思います。バウビオロギー(建築生物学)は健康と環境に配慮した住まいづくりを学ぶ新たな建築学であり、日本では2001年以来、本学でのみ開講されています。
 ご協力いただきました、下仁田森林組合、下仁田町教育委員会、小井土製材様に感謝申し上げます。(担当教員:石川恒夫)

杉苗を守るための下草刈り.jpg

杉苗を守るための下草刈り

世界遺産 荒船風穴での冷風体験.jpg

世界遺産 荒船風穴での冷風体験

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小井土社長の案内のもとでの製材所見学

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