2023年4月アーカイブ

石黒研究室と工科大OB(雨宮慎吾、菅野凌、新井裕作、他)らによる、空き家リノベーション

「仮称)広瀬川コート・中澤庵」が、GUNMA ARCHITECTURE AWARD '23  で特別賞を受賞しました。

2021年からはじまったの石黒研究室での活動で、当時のゼミ生が空き家の利活用を提案し、

「建築を学ぶ学生が、住みながら納豆菌のように建物を良くしていく」というコンセプトで、

所有者さんとのマッチングが成立し実現したプロジェクトです。

21年度の小林良成くんの修士研究対象として、また、シェアハウスには工科大生も住人として関わりました。

工科大のOBや前橋の地域の方々による多くの関係者による協働体制、もとの茶室だった路地空間を室内にも延長したまちに住んでいる感覚の共用部、

個性が多様な各部屋、随所にある居心地良いちょっとした居場所、などが高く評価されました。

mHNZ広間から南メッシュ見上げss2302のコピー.jpeg

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JIA設計コンクール開催

2月の22日と23日の2日間、第17 JIA 北関東甲信越「学生課題設計コンクール」2023 並びに第26回JIA群馬クラブ「学生卒業設計コンクール」2023が本学で開催されました。

この2つのコンクールは、日本建築家協会(JIA)が主催する設計コンクールです。

「学生課題設計コンクール」は、高校生、専門学校、高専、大学生が「住宅」をテーマに設計を行い、北関東甲信越各県の学生の作品が集まるコンクールです。工業高校の部と大学・専門学校の部の2部門があります。

「卒業設計コンクール」は群馬県の建築を学ぶ大学4年生が、4年間の集大成として制作した卒業設計のコンクールです。第1位に相当する金賞受賞者は、JIA卒業設計コンクールの全国大会に進みます。

審査委員長は、竹林寺納骨堂や客船「ガンツウ」で知られる堀部安嗣先生です。

前橋工科大学の部活動「えん(建築まちづくり部)」では、毎年運営に参加させていただいており、今年も1年間、企画から開催当日までお手伝いさせていただきました。

初日は審査委員長の堀部安嗣先生の講演会、2日目がコンクールと言う日程で開催されました。

 この2つのコンクールは毎年、群馬県で開催されています。ここ3年間はコロナの影響により、オンラインでの開催となっていましたが、今年は4年ぶりに対面での開催となりました。

 関東甲信越エリアの建築を学ぶ様々な年代の学生が一同に集い、生の模型やパネルを見られる貴重な機会。沢山の刺激と学びを得ることができました。

このようなコンクールを開催して下さったJIAの皆様、また出展者の方々をはじめとしたご参加くださった皆様、ありがとうございました。

審査会の模様は、前橋工科大学学生広報団体PRo-mitが動画を作成し、前橋工科大学公式YouTubeで公開する予定です。

17回JIA北関東甲信越地域会学生課題設計コンクール2023 (大学・専門学校の部)

前橋工科大学 学生 受賞者

銅賞 井田 昂志(建築学科新4) #前橋_#住む_#アフターコロナ_#アーケード...

群馬地域会賞 林 泰希(総合デザイン学科新3)  Clearance

長野地域会賞 森 悠陽(総合デザイン学科新3)  さすらう

 

26回JIA群馬クラブ学生卒業設計コンクール2023

金賞 家村しずか(建築学科) 

建築を詠む 外苑。三味線弾きがうたうときおかしな日々とサンクチュアリーと

銀賞 佐々木敦志(総合デザイナ学科) 

『都市、そして大学へ』

銅賞 高橋萌香(総合デザイン学科) 

(ことば)、流るる故郷 宮沢賢治文学による建築空間の提案

審査員特別賞 宮沢麻莉奈(建築学科) 

物質と情緒の止揚

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本学の151教室で2/23に、JIA群馬クラブ学生卒業設計コンクール2023の公開審査が行われ

家村しずかさん[大学院1年生(受賞当時学部4年生)若松研究室)]が、最優秀賞を受賞しました。

(審査委員長 堀部安嗣氏)

題名「建築を詠む  外苑。三味線引きがうたうときおかしな日々とサンクチュアリーと」

皇居外苑に、短歌が孕む"経験の言い換えの不可能性"による75の空間イメージをアーチのフレームに配置し提案した。

家村さん模型画像.jpg

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JIA関東甲信越支部関東甲信越地域会学生課題設計コンクール2023(本学の151教室で2/23に公開審査が

ありました)で井田昴志くん[建築学科4年生 /石黒研究室)(受賞時3年生)]が、銅賞を受賞しまし

た。(審査委員長 堀部安嗣氏)

題名「#前橋_#住む_#アフターコロナ_#アーケード」;

前橋中央商店街の50号側アーケードのゆるい斜面性に対応するように住居と店舗と事務所などを積層さ

せ、アフターコロナを意識した、ハッシュダグで興味のあるキーワードを検索するように、その都度

必要な場所(室)を選びとる、外気に触れる機会の多い新しい生活空間を提案した作品です。

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