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Teaching Profession Center 教職センター

授業紹介

教職課程では、卒業後教職に就き教員としての一歩が踏み出せるよう理論と実践力を養成します。教科の専門の力だけではよい授業はできません。授業を想定した教科内容の知識や教授法、そして生徒の発達や心理など授業のための教科内容の知識も不可欠です。そのため、教職課程の授業は、学校現場での実際の授業や指導場面を想定し、学生が主体的に授業に参加できるような取り組みを行っています。また、豊かなコミュニケーションが活発に行われ、確かな力が身につくよう、それぞれの担当教員が様々なアイディアを出し、工夫を凝らし授業を展開しています。

教育の制度と経営

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この科目は1 年次に学びます。高等学校で行われている特別活動及び総合的な学習の時間の意義や歴史、基礎理論を学修し、学習指導要領の内容等を理解し、諸教育活動における指導上の問題点や課題等を検討します。特に、ホームルーム活動は担任が毎週授業を展開しますので、実践的な指導力が身に付けられるよう、アクティブ・ラーニングを重視し、コミュニケーション・トレーニングや学修指導案の作成、模擬授業、授業研会等の実践的な学修を重視し展開しています。

理科指導法

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本講義では、理科の授業展開について具体的に授業を進める上での課題を踏まえ、教材開発を行い実践的な授業の組み立て方を学修します。その後に、授業の効果や改善点を議論して授業内容のブラッシュアップを行います。また、安全教育、環境教育、STS 教育と理科との関係についての理解を深め教科教育の能力を高めることをねらいとしています。

Teacher's Voice

教職センター

小林 清 教授

2015photo02.jpg教職課程の「教職」とは教育関係の「職」を意味する概念で、学校で直接教育活動に従事する教師という職業を普通は「教職」といいます。そのため、教職課程では学校現場で教師として働くための基礎的な力をつけることを目的として、法律にのっとってカリキュラムを組んでいます。本学では多くの学生が教職課程を履修しております。選択動機は様々です。その背景を踏まえ、社会人としての基礎的な力の修得を図りつつ、教師としての実践的な力が修得できるように教育活動を構成しています。学生は履修が進むにしたがって、自己の適性等を検討しながら進路の決定を行います。最終的には教育実習を体験することにより意思が固まります。また、大学院へ進学する学生が多いのも特徴です。教師になることは決して容易なことではありませんが、私たちは学生のチャレンジを応援します。

理科指導法II

本講義では、理科の授業展開について具体的に授業を進める上での課題を踏まえ、教材開発を行い実践的な授業の組み立て方を学修します。その後に、授業の効果や改善点を議論して授業内容のブラシュアップを行います。
また、安全教育、環境教育、STS 教育と理科との関係についての理解を深め教科教育の能力を高めることをねらいとしています。

Teacher's Voice

教職センター

菅原 一晴 教授

sugawara.jpg 理科を教えるにあたって、深い専門的知見をもち観察力、解析力や言語能力などを使って幅広い観点に基づき、一つの科学現象を教授してほしいと思います。特に、様々な現象とのかかわりやその意味づけ、位置づけを理解し、体系化できるようになることが目標となっています。さらに、高等学校での実践は理科教育のありかたを考える機会となります。