2021年2月1日~3日,LAシンポジウム2020(京都大学数理解析研究所RIMS共同研究(公開型)「アルゴリズムと計算理論の新潮流」)が第19回 EATCS Japan Chapter Workshop on Theoretical Computer Scienceと共催で行われ,本学大学院生命情報学専攻博士前期課程2年の加賀谷光祐さんが日ごろの研究成果を口頭発表しました(オンライン開催).その中で,加賀谷さんは第10回LA/EATCS-Japan学生発表論文賞を受賞しました.
【発表題目】 NP-completeness of k Generalized Lunar Lockout Variant
【概 要】スライディングパズル「Lunar Lockout」の一般化であるGeneralized Lunar Lockout VariantはPSPACE完全であることが知られている.本研究では,各駒の移動回数を高々k(定数)回に制限したGeneralized Lunar Lockout Variantが,k≧3のときNP完全であることを証明した.
講演プログラム・受賞者等は,下記HPにて掲載されています.
〇 LA Symposium ホームページ
http://www-ppl.ist.osaka-u.ac.jp/la2020/winter.php
〇 EATCS 日本支部ホームページ
http://www.ecei.tohoku.ac.jp/alg/EATCS-J/index-j.html
※ EATCS: European Association for Theoretical Computer Science
(欧州理論計算機科学会)