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講演会開催のお知らせ - 小西武志先生「建築照明について」

2022年6月 8日

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  • 2022年6月17日(金) 16:10 - 17:40
  • 主催: 総合デザイン工学科
  • 場所: 前橋工科大学1号館5階151講義室(Zoom同時配信)

日本最初の照明コンサル会社であるTLヤマギワ株式会社を設立して日本における建築照明の普及に従事され、現在もArchitectural Lighting Groupにおいて世界的な照明デザイナーとしてご活躍される前橋工科大学客員教授、小西武志先生の講演を行います。

照明デザイン、空間デザインに興味を持っている方はもちろん、情報メディアデザイン、プロダクトデザイン、環境デザインなど様々なデザイン領域に関わりたいと考えている方はぜひ参加してください。

講演は151講義室の他、Zoomでも行います。下記からリンクしているオンラインフォームから申込をしてください。記入したemailアドレスへZoomのURLを返信します。

申込フォーム

小西武志

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カリフォルニア大学バークレー校環境設計部建築学科卒業。東京大学大学院、建築学・工学修士、建築学・博士課程修了。SKIDMORE, OWINGS & MERILL(SAN FRANCISCO)Designer, TLヤマギワ研究所及びLDヤマギワ研究所所長、及びヤマギワ株式会社照明総括専務取締役を経て、現在、建築照明計画株式会社(ALG)代表。
 
一級建築士 第117064号 東京

IALD (国際照明デザイナー協会)プロフェッショナル
https://www.iald.org/

IALD JAPAN (一般社団法人 日本国際照明デザイナーズ協会)
https://ialdjapan.jp/

ALGの設立とその由来

ALG代表・小西武志は1976年、ヤマギワ株式会社において日本最初の照明コンサル会社であるTLヤマギワ株式会社を設立し、日本における建築照明の普及に従事してまいりました。13年のヤマギワでの滞在期間にTLヤマギワ研究所及びLDヤマギワ研究所の所長として世界の著名建築家と仕事をし、建築照明がどれ程建築空間に必要なのかを身を持って実感した小西は、1990年多くの建築家、デザイナーおよびオーナーが求める光空間の理想像を現実にする意味を込めてArchitectural Lighting Groupを設立しました。カリフォルニア大学バークレー校卒業後、設計事務所SOMでデザイナーとしての実務経験を取得し、海外プロジェクトに精通している小西は、米国の建築照明の権威であるクロード・エンゲル氏、ポール・マランツ氏、ハワード・ブランストン氏らと親交を持ち、ALGにおいても共同作業も行っています。特に米国の名だたる近代建築を照明したニューヨークのエジソン・プライス氏には建築照明の薫陶を受け、現在もプライス氏が設立したNULUX社と親交を持っています。

小西美穂は、ロンドン AAスクール(英国建築協会付属建築学校)にて建築を修了後、建築デザイナーとしてロンドン、フォスター・アンド・パートナーズに勤務。国際的な建築プロジェクトを経験し、帰国後2007年にALG照明デザインディレクターに就任しました。彼女の持つ国際センスと照明に対する情熱と繊細な感覚は、日本に留まらず、香港、上海、杭州、マカオそしてシンガポールに及ぶ各種プロジェクトに発揮されています。また、2017 年よりIALD JAPAN(一般社団法人 日本国際照明デザイナーズ協会)理事に就任、2018 年からはIEIJ(一般社団法人 日本照明学会)学会誌編集委員会委員として活動しています。「必要なところに必要な光を」という照明デザインにおける信念のもと、適切な照明の光は豊かな生活や人生を演出することと考え、希薄になりがちな現代社会の人と人との絆を強くすることができるサスティナブルな光環境の構築と発展を目指しています。

一級建築士を持ち、構造研究に基づく知識を生かした建築に寄り添った視点で行うALGのメソッドは多くの建築家・オーナー・ゼネコン団体の支持を受け、IALD(国際照明デザイナーズ協会)、日本照明学会をはじめとした照明賞を数多く受賞してまいりました。ALGは今後も「必要なところに必要な光を」の信念のもと、適切な照明デザインによって建築空間を取り巻く光環境の向上を追求していきます。