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「発酵する都市-Fermented City-」韓亜由美教授2017年日本建築学会賞受賞記念講演会のお知らせ

2017年8月21日

総合デザイン工学科 韓亜由美教授2017年日本建築学会賞受賞を記念した特別講演会を開催します。共同受賞者の刈谷悠三さん、黒田潔さん、ゲストに住友文彦さん、藤村龍至さん、宮崎晃吉さんを迎え、「発酵する都市-Fermented City-」をテーマに、これからのコミュニティー形成へ向けた議論を深める場をみなさんと共有したいと思います。

■日時:平成29年9月25日(月)

■会場:前橋工科大学1号館151大教室

■開場 12:30/開演 13:00(入場無料)

 

■スピーカー/ 講演者 韓亜由美 刈谷悠三 黒田潔

■ゲストスピーカー 住友文彦 藤村龍至 宮崎晃吉

■司会進行 駒田剛司 稲見成能

■講演会内容

第一部 「Ecological Redesign/Community Resilience」

「韓 亜由美+Studio Han Design s.r.l.の活動紹介 1992-2017」

 スピーカー:韓亜由美

「アーバンフォレスト朝霞浜崎団地バリューアップ計画とその後2012-16」

 イントロダクション:稲見成能

 スピーカー:韓亜由美, 刈谷悠三, 黒田潔

第二部 パネルディスカッション テーマ「発酵する都市 - Fermented City - 」

・問題提起

「アートと地域コミュニティー」(仮):住友文彦

「行政との新しい恊働・公共事業とコミュニティー」(仮):藤村龍至

「草の根的民間資本の発信力」(仮):宮崎晃吉

・ディスカッション

パネリスト:韓亜由美、刈谷悠三、黒田潔、住友文彦、藤村龍至、宮崎晃吉

■登壇者プロフィール

韓亜由美

東京生まれ.Studio Han Design s.r.l. 代表取締役/前橋工科大学 総合デザイン工学科・建築学専攻 教授.

土木・建築・情報にわたる統合的領域において,都市全体を人間の社会生活上のコミュニティー「ヒト生態系」としてとらえ, 90年代より多くのパブリック分野でイノベイティブなデザインの実績を重ねる. 主な仕事に「碓氷バイパス シークエンスデザイン/ 調査研究」(2015年− 国交省高崎河川国道事務所),「首都高オプティカルドット」(2008年 埼玉大宮線/首都高速道路株式会社),工事中景「新宿サザンビートプロジェクト2005/ 2006/ 2007」(新宿駅南口/国交省東京国道事務所)他.

刈谷悠三

neucitora主宰|1979年東京生まれ。アトリエ・ワン、schtücco勤務を経て2010年にneucitora設立。主な仕事に「第15回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展 日本館|en: art of nexus」(2016年 国際交流基金)、「そこまでやるか|壮大なプロジェクト展」(2017年 21_21 DESIGN SIGHT)の広報物・カタログ・会場グラフィックなど。

黒田潔

KABWA代表取締役 / 大阪成蹊大学客員教授

1975年 東京生まれ. 2005年 新宿サザンビートプロジェクトのウォールグラフィックで2005年グッドデザイン賞受賞.作品集・著書に「森へ」(2010年 ピエ・ブックス),吉川日出男共著「舗装道路の消えた世界」(2012年 河出書房新社),「Water」(2015年 KABWA).

住友文彦

アーツ前橋館長/東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科准教授。これまで東京都現代美術館などに勤務。オーストラリアでおこなわれた「Rapt!:20 contemporary artists from Japan」展(2006年)、メディアシティソウル2010(ソウル市美術館)、あいちトリエンナーレ2013などの共同キュレーターをつとめる。

藤村龍至

東京藝術大学 美術学部建築科 准教授
/ RFA主宰

1976年東京生まれ.建築設計やその教育・批評に加え,公共施設の老朽化と財政問題を背景とした住民参加型のシティマネジメント,日本列島の将来像の提言などを展開.主な建築作品に「鳩山コミュニティ・マルシェ」(2017), 「OM TERRACE」(2017)など.

宮崎晃吉

株式会社HAGI STUDIO代表取締役 / 東京藝術大学 建築学科 非常勤講師

1982年群馬県前橋市生まれ.2013年より東京・谷中の築60年の木賃アパートを改修した「最小文化複合施設」HAGISO, 
2015 年より「まち全体をホテルに見立てた宿泊施設」hanare, 
2017年より「食の郵便局」TAYORIを設計・経営.

司会進行

駒田剛司

駒田建築設計事務所 共同主宰 /前橋工科大学 総合デザイン工学科 准教授

稲見成能

前橋工科大学 総合デザイン工学科 助教/ 日本建築学会関東支部都市計画専門研究委員会 主査

■発起人

星和彦(公立大学法人前橋工科大学 学長)

土倉泰(公立大学法人前橋工科大学 工学部 社会環境工学科 学科長)

竹谷康彦(公立大学法人前橋工科大学 工学部 総合デザイン工学科 学科長)

松井淳(公立大学法人前橋工科大学 工学部 名誉教授)

藤野陽三(東京大学 名誉教授)

住友文彦(アーツ前橋 館長 / 東京藝術大学大学院 国際芸術創造研究科 准教授)

■実行委員会 前橋工科大学 工学部 総合デザイン工学科内,実行委員長 駒田剛司

■主催 公立大学法人前橋工科大学 総合デザイン工学科

■共催 日本建築学会関東支部群馬支所

■お問い合わせ

講演会の内容についてのお問い合わせ*

公立大学法人前橋工科大学 総合デザイン工学科 准教授 駒田剛司

E-Mail : komada@maebashi-it.ac.jp

*お手数ですが、内容についてのお問い合わせはメールにてお願い致します。

■その他、会場、アクセス等についてのお問い合わせ

公立大学法人前橋工科大学 事務局

Tel: 027-265-0111(代表)

■会場住所

公立大学法人 前橋工科大学

〒371-0816 群馬県前橋市上佐鳥町460番地1

■交通手段

◯JR前橋駅(JR高崎駅より両毛線へ乗り換え)からの交通手段

タクシー

JR前橋駅南口タクシー乗り場より、所要時間10分ほど

バス*

前橋駅北口バスターミナル 4番乗り場

永井バス南52系統 玉村線/南56系統 下川団地線「前橋工科大前」下車

・前橋駅北口 → 前橋工科大前

 11:40 → 11:48 / 11:55 → 12:03 / 12:15 → 12:23 / 12:45 → 12:53

・前橋工科大前 → 前橋駅南口

 17:05 → 17:25 / 17:55 → 18:10

*帰りはバスの本数が非常に少ないため、ご注意下さい

◯お車でお越しの場合

・関越自動車道・高崎ICから

前橋方面出口から出て、県道・高崎-駒形線を東へ 5分程進み、亀里交差点を左折、県道・前橋-玉村線を北へ4分程進んだ左手側

・北関東自動車道・前橋南ICから

ICの信号を左折し、北に約2km進み、県道・高崎-駒形線で左折し、約500m進み、亀里交差点で右折し、県道・前橋-玉村線を北へ4分程進んだ左手側

駐車場は大学敷地内および周辺にございます。

その他注意事項

会場である前橋工科大学近辺には飲食店が非常に少ないため、高崎駅周辺でお食事をされてからお越しになることをお勧めいたします。

■2017年 日本建築学会賞 業績賞

「朝霞浜崎団地大規模改修 - アーバンフォレスト朝霞浜崎団地バリューアップ計画」

韓 亜由美(前橋工科大学教授、(株)ステュディオハンデザイン代表取締役)
刈谷悠三((株)ネウシトラ代表取締役)

黒田 潔((株)KABWA代表取締役)

独立行政法人都市再生機構 東日本賃貸住宅本部

■朝霞浜崎団地大規模改修 - アーバンフォレスト朝霞浜崎団地バリューアップ計画-

埼玉県朝霞市に位置する築約40年975戸の大規模団地「朝霞浜崎団地」において、住人が居住した状態で実施された大規模改修デザイン。事業主はUR都市再生機構。初期型団地の均質性・経年劣化という窮状に対し、住む人を主役に「コモンズ:持続的パブリックスペース」創出を目指した。生活動線、シークエンスとしての視覚情報の設計、アーティストの空間参画、編集的サインシステムなど、団地の住環境を「森」に重ね、生態学的アプローチのデザインにより現代的に生まれ変わった住環境は、住まう人々の多様な個性の受け皿として価値転換に成功。施工後3年を経た2017年現在、そこに愛着と誇りが生まれ、新たなコミュニティー醸成への原動力となっている。

詳細参照先:2017年 日本建築学会 学会賞各賞受賞者ホームページ URL

https://www.aij.or.jp/2017/2017prize.html

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