2025年12月アーカイブ

20251257日に早稲田大学にて開催された日本比較生理生化学会第47回大会において,大学院システム生体工学専攻修士2年の斎藤光瑠さん(安藤研究室)が,コオロギの地磁気ナビゲーションに関する研究発表を行い,発表論文賞・大会委員長賞を受賞しました。

 

発表タイトル:「Do crickets use magnetoreception for navigation?」(コオロギはナビゲーションに磁気受容を利用するのか?)

渡り鳥などの動物では,目的地へ移動するナビゲーション行動において,地球の地磁気を利用することが報告されています。しかし,そのメカニズムには未知な部分が多く,モデル動物での実験系の構築が期待されています。斎藤さんは,磁気刺激と連合学習を組み合わせた実験系を構築し,モデル昆虫のフタホシコオロギが磁気ナビゲーションを行うことを示唆する結果を得ました。

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自作の実験装置(三次元ヘルムホルツコイル)と本人

 

授賞式の様子:https://x.com/jscpb_org/status/1997870494138425637?s=46

日本比較生理生化学会:https://www.jscpb.org/

安藤研究室:https://sites.google.com/view/andolab-j/

11月29日に明治大学 生田キャンパスのセンターフォレストで日本生体医工学会 関東支部 若手研究者発表会2025が開催されました。127演題の発表があり、14演題が優秀論文発表賞を受賞しました。峯岸さんはその中のおひとりです。

発表者:峯岸勇吾
テーマ:早期乳癌に対する近赤外蛍光イメージング誘導光線力学療法のモンテカルロシミュレーション

若手研究者発表会2025 http://www.me-kanto.com/index_yjsmbe2025.html

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※賞状の押印部分に加工を施しています。

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関東の有力大学と肩を並べての受賞、おめでとうございます。

医工学プログラム4年生の高橋忍さん、井野尋斗さん、田中立樹さんが1115日に前橋総合運動公園で開催された「ぐんまスペースアワード」に参加いたしました。

空き缶サイズの模擬人工衛星をドローンで上空から投下して、パラシュートを開いて着地する間にミッション行うコンテストに参加しました。

高橋さんらは模擬人工衛星を自律駆動するローバに改良して、指定した位置までGPSを頼りに帰ってくるミッション(カムバックミッション)を行いました。

惜しくも着陸時にモータのギアが故障し、入賞を逃しましたが、ミッションが成功すれば優勝候補でした。

彼らは大学院生になって、さらに難しいミッションに挑む予定です。

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