2021年10月アーカイブ

システム生体工学科石川研究室と福井大学・医学部との共同研究論文" Autistic-Like Behavior and Impairment of Serotonin Transporter and AMPA Receptor Trafficking in N-Ethylmaleimide Sensitive Factor Gene-Deficient Mice"が、Frontiers in Genetics誌に掲載されました。

この研究により、NSFヘテロKOマウスは自閉症様行動を示し、分子生物学、組織化学、電気生理学的アプローチによりSERT分子、AMPA受容体の機能障害が引き起こされることが明らかとなりました。NSFヘテロKOマウスは自閉症の新たなモデルになり得るという論文となります。

掲載誌情報:
https://www.frontiersin.org/articles/10.3389/fgene.2021.748627/full

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本学システム生体工学科 荒井武彦准教授らは, 日本の小惑星探査計画はやぶさ2に参加しており,科学観測装置である中間赤外カメラTIRで, 小惑星リュウグウのサーモグラフィーを取得しました(2018年〜2019年).
この度,荒井准教授が主導して進めてきたTIRの観測データのアーカイブが完了し,アメリカ航空宇宙局NASAのホームページ(Planetary Data System)で公開されました.
今後,世界中の科学者がTIRのデータを解析して,新しい科学成果を挙げることが期待されます.

以下は,TIRで観測した小惑星リュウグウの輝度温度画像のサンプルです.
(科学ジャーナルNatureで掲載された画像と同データ)

上空 5 km からの輝度温度画像 (前工大/JAXA/NASA)

上空 80 mからの近接撮像画像 (前工大/JAXA/NASA)

外部リンク(英語)
Nature
NASA / PDS
Hayabusa2 TIR Bundle

本学システム生体工学科 荒井武彦准教授らが参加している欧州宇宙機構(ESA)の二重小惑星探査計画
Heraのホームページが宇宙航空研究開発機構(JAXA)で公開されました.
(外部リンク)
https://www.isas.jaxa.jp/missions/spacecraft/developing/hera.html

荒井准教授らがJAXAの共同開発チームと開発している赤外分光カメラTIRIがHera衛星に搭載され,
小惑星ディディモスとその衛星ディモルフォスを観測する予定です.
Hera衛星は2024年に打ち上げられ,2027年にディディモスを探査する予定です.

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