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日本生化学会の学会誌「生化学」の特集「今,解き明かされつつある液ー液相分離による生体機能制御」に,情報・生命工学群,福地教授及び大学院生小澤侑平さんの執筆した総説「液ー液相分離データベースを天然変性タンパク質の観点から整理する」が掲載されました.この総説では,近年,新たに公開された4つの液‒液相分離関連データベースの比較と,これらのデータベースに収録されたタンパク質を天然変性タンパク質の観点から解析し,液ー液相分離現象に関わる天然変性タンパク質の特徴を解説しています.

https://seikagaku.jbsoc.or.jp/10.14952/SEIKAGAKU.2022.940548/index.html

情報・生命工学群 福地教授,安保研究員と名古屋大学太田教授が原稿を執筆した「セントラルドグマの新常識」が羊土社から刊行されました.太田教授,安保研究員,福地教授は,「捉えきれない天然変性タンパク質」と題し,天然変性タンパク質の近年の動向について解説しています.この中には,近年タンパク質立体構造予測で話題のAlphaFold2と,安保研究員が開発したプログラムNeProcの天然変性領域予測に関する比較も触れられています.

https://www.yodosha.co.jp/yodobook/book/9784758104043/

情報・生命工学群,福地研究室の研究員安保勲人さんと大学院生小澤侑平さんが原稿を執筆した「相分離解析プロトコール」が洋土社から刊行されました.安保さん,小澤さんは,近年細胞生物学分野で大きな話題となっている相分離現象についてのデータベース・in silico解析に関する解説を執筆しました.

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https://www.yodosha.co.jp/jikkenigaku/book/9784758122597/index.html

生命情報学科福地佐斗志教授と名古屋大学太田元規教授の,天然変性タンパク質に関する解説記事が月刊細胞8月号に掲載されました.

月刊細胞8月号へのリンク

https://qr.paps.jp/hCYnd

細胞環境中の酵素と阻害剤の結合に関する、理化学研究所・ミシガン州立大学との共同研究の成果が Nature Communications 誌に掲載されました。


Nature Communications 誌の 論文へのリンク:
https://www.nature.com/articles/s41467-021-24349-5

理化学研究所 プレスリリースへのリンク:
https://www.riken.jp/press/2021/20210709_2/index.html

生命情報学科坂田研究室とフロリダ農工大学など4か国5機関との共同研究論文"Proteomics, physiological, and biochemical analysis of cross tolerance mechanisms in response to heat and water stresses in soybean"がプロスワン誌に掲載されました

S2.jpg生命情報学科では、学部1年生、修士1年生を対象とした施設見学会を実施しています。本学科の研究分野に関連する施設の見学・体験を通して、生命情報学と社会とのかかわりについて見つめなおします。 2019年度は「群馬サイエンスツアー」と題して、蛋白質科学との関わりが深い生糸を製造していた富岡製糸場、糖鎖分子であるマンナンから作られるこんにゃくをテーマにしたテーマパーク(こんにゃくパーク)、様々な動物標本や化石が並ぶ自然史博物館の3施設で見学・モノづくり体験をしました。

生命情報学科の新入生を対象に、学生間の親睦を深めることを目的として球技大会を実施しています。今年は5/11(土)に40名の1年生、7名の教職員(うち大学院生2名)参加のもと、ソフトバレーボール大会を実施しました。6チームでリーグ戦と順位決定戦を行いました。大熱戦になり、成績優秀チームには賞品が授与されました。

 

seimei20190511A.jpeg体を動かし普段とは異なる個性を発揮する学生たち

 

 

seimei20190511B.jpeg男女混合チーム 教員も加わり、声援や拍手が体育館に響き渡りました

 

1月12日(土)に生命情報学科の学部1年生・修士1年生を対象につくば学園都市の見学施設を訪問しました
訪問施設は、以下の4カ所でした。

              (1)サイエンス・スクエアつくば

              (2)地質標本館

              (3)サイバーダイン スタジオ

              (4)筑波実験植物園

サイエンス・スクエアでは産業技術総合研究所での様々な科学研究に触れることができ、地質標本館では鉱物・生物化石・地質学資料などを通して、地球と生命の歴史について学ぶことができました。サイバーダイン スタジオでは、リハビリ・介護・運送などの職場で実用化されつつあるパワーアシストスーツに触れ、筋電位検出の仕組みを実体験することができました。筑波実験植物園は上野国立科学博物館の分館であり、様々な植物の生態を見ることのできる温室や野外の展示のほか、通常は本館に展示されているクジラ・イッカクなどの骨格標本の一部も見ることができました。
今回の訪問により、最先端の科学技術に触れ、日頃教科書でしか見ることのない化石や植物生体を観察することを通して、生命情報学を学ぶ意義を感じ取ることが出来たのではないかと思います。

 

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サイエンス・スクエアつくばガイドツアーの様子

 

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地質標本館 鉱物で見る元素周期表

 

サイバーダイン1.jpgサイバーダインスタジオ ロボットスーツHALの解説

 

サイバーダイン2.jpgサイバーダインスタジオ ロボットスーツの仕組み体験

フロリダ農工大・生物科学科・カタム博士 (Dr. Ramesh Katam, Assistant professor, Department of Biological Sciences, Florida A&M University) によるセミナーを5月9日に本学で開催しました。Katam博士はピーナッツやブドウのストレス応答について前橋工科大と共同研究を行ってきました。

講演タイトル:フロリダ農工大学部生によるシステム生物学研究-前橋工科大とのコラボレーション (Undergraduate Research in Systems Biology at FAMU-Prospects of Collaboration with MIT, Maebashi)

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カタム博士(後列左から3人目)を囲んでセミナーに参加した本学教員・学生の記念撮影

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