2027年度 各種学生募集要項を掲載いたしました。
・特別選抜 総合型選抜
・特別選抜 学校推薦型選抜(公募型)
・特別選抜 学校推薦型選抜(高大接続型)
・私費外国留学生
・帰国生徒
・第3年次編入学
・大学院工学研究科 博士後期課程
募集要項は、こちらからご確認ください。
2026年8月3日(月)に高崎経済大学附属高等学校の生徒6名を対象に、模擬授業および研究室見学を実施しました。模擬授業では、「筋電図でロボットを操作する仕組み」をテーマに、生体信号である筋電図(EMG)の基礎について学んだ後、筋電図を利用してロボットを制御するシステムの製作・実習を行いました。参加した生徒は、筋肉の動きによって発生する電気信号を計測し、その信号を用いてロボットを動かす仕組みを体験しながら、生体計測やプログラミングの基礎を学びました。
実習後には研究室見学を実施し、研究設備や研究内容について紹介しました。生徒たちは研究室で取り組まれている研究に熱心に耳を傾け、大学での学びや研究活動について理解を深めるとともに、多くの質問が寄せられるなど、活発な意見交換が行われました。
今回の模擬授業と研究室見学を通して、高校生が工学分野の研究やものづくりの面白さに触れ、大学での学びを身近に感じる機会となりました。

筋電図でロボットを操作する様子

真剣にプログラミングや実験に取り組む生徒たちの様子
前橋工科大学大学院 工学研究科 生物工学専攻(現・環境・生命工学専攻 バイオテクノロジーコース)博士前期課程を2026年3月に修了した関美穂さん(ゲノム生物学研究室所属)が修士課程で取り組んだ研究成果をまとめた論文が、国際学術誌『The Journal of Biochemistry』に掲載されました。
論文の題目は、「個々の短鎖脂肪酸は大腸がん細胞の転写状態を異なる形で再構築する」です。さらに、グラフィカルアブストラクトが、掲載号のCover image(表紙絵)に採用されました。
研究概要
腸内細菌が産生する短鎖脂肪酸は、腸管の細胞に作用し、遺伝子発現や細胞の性質を変化させることが知られています。本研究では、酢酸、酪酸、プロピオン酸、3-ヒドロキシ酪酸、バルプロ酸が大腸がん細胞に及ぼす影響を、網羅的遺伝子発現解析(RNA-seq)を中心に比較しました。
その結果、短鎖脂肪酸の種類によって、細胞内で生じる遺伝子発現の変化が異なることが示されました。特に、本来RNAの成熟過程で取り除かれるイントロンがRNA内に残る「イントロンリテンション」が増加することを見いだしました。また、刺激応答に関わるシグナル経路やRNAの加工に関わる機能の変化に加え、H3K27me3と呼ばれるヒストン修飾の変化も認められました。
本研究は、短鎖脂肪酸が単に遺伝子発現量を変化させるだけでなく、RNAの成熟やエピゲノムを含む複数の制御階層を通じて、大腸がん細胞の状態に影響する可能性を示したものです。
修士課程における研究成果が国際学術誌への論文掲載と表紙採用に結びついたことは、本学の在学生にとっても大きな励みとなります。関さんの今後のさらなるご活躍を、心よりお祈り申し上げます。
論文情報
題目:
Individual short-chain fatty acids differentially reprogram transcriptional states in colorectal cancer cells
著者:
Miho Seki, Karen Minowa, Satoshi Yamashita
掲載誌:
The Journal of Biochemistry
掲載情報:
Volume 180, Issue 2, August 2026, pp. 153-162
DOI:
https://doi.org/10.1093/jb/mvag036
掲載号・表紙:
https://academic.oup.com/jb/issue/180/2
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建設工学専攻
植松 慶 さん
大学院進学のきっかけとなったのは、学部3年次に履修した「防災工学」でした。日本は地震が多いことに加え、近年は毎年のように豪雨災害が起きており、そういった災害のメカニズムをより深く学び、さまざまな角度から災害について考えられるようになりたいと思い、大学院進学を決めました。長期的に安全に生活できる場所かどうかを判断するためには、地盤を見ることが不可欠です。私は、そうした地盤の安全性を判断するため、土粒子の形状や粒径比に応じた密度変化や、強度変化に着目した研究を行っています。学部の4年間と大学院生活を通して、建設工学という学問の奥深さや重要性を身に染みて感じています。将来は、多くの人の生活に関わるこの分野で、誰もが安全な暮らしを確保できる世の中にするための技術者になりたいと考えています。
材料・構造、地域計画、地域環境整備の3分野を柱とします。材料・構造分野では、火山・地震災害等に対応する地盤特性の解明や構造物に関する技術開発を行います。地域計画分野では、中山間地域の過疎化問題や地域経営問題、都市の中心部の空洞化や都市のスプロール化にともなう公共交通問題を取り扱うとともに、景観を十分に考慮した人にやさしい地域の開発と計画のあり方を検討します。地域環境整備分野では、循環型社会の形成を目指して水環境整備、大気環境整備に関する技術開発を取り扱います。それぞれの分野は他分野と連携して教育研究を進めます。

コンクリート梁の強度試験

円柱供試体の強度試験

水質・大気現地調査

水質・大気データの解析
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建築学専攻
小塚 翔二朗 さん
就職か進学かを考える時期に、私自身が学生として経験したいこと(留学、コンペティションへの挑戦、より深い知見の獲得など)があったので、進学を決めました。前橋工科大学の大学院は、教授陣、同期、先輩・後輩との距離が近く、学びたい内容について対話できるという、私にとって他には代えがたい環境です。大学院では、授業以外の時間で自主的にコンペティションに挑戦しています。論考や、本を読む時間も増えたので、知識量が増え、建築に対する姿勢も成長したと思います。また、学部生時代のひとり暮らしからシェアハウスへ引っ越したことで、地域の方との交流も増え、人間性も大きく成長することができました。将来どこで働くことになっても、学生時代に学んだことを忘れずに、自分から新たな提案や行動を起こせるよう生きていきたいです。
建築計画・意匠・環境設備分野、建築構造・材料分野の2分野を柱として、自然と調和した社会環境を構築する理論と技術を教育研究します。建築計画・意匠分野では、建築デザインのコンセプチュアルな面をより深く掘り下げるとともに、最終的に設計を社会的行為として捉えることのできる建築家及び建築技術者教育を目指します。建築構造・材料分野では、高度化、複雑化する建築物の構造メカニズムや挙動および構造物の性能に関する解析理論を取り扱い、自由な建築空間の創造に関する教育研究を行います。

建築デザインミーティング

街づくりコンセプトのプレゼンテーション

修士論文中間発表

修士設計発表会

生命情報学専攻
山崎 竜人 さん
高校時代は文系にも理系にも興味のある分野があり、進路は高校2年の時に"ものづくり"の学べる大学を調べていて、前橋工科大学の研究室紹介で面白そうな研究を見つけ、入学しました。学部生時代に分子シミュレーションに出会って、今は「細胞内では何がおきているのか」という研究をもっと突き詰めたいと院に進みました。院では英語の論文やマニュアルを読むことが多くなったので、英語への抵抗感も減り、多くの知識に触れて、研究発表の理解がスムーズになったと感じています。今までの研究で身につけた知識を役立てることのできる仕事をしたいです。前橋工科大は少人数で先生方との距離も近く、研究を頑張りたい人には魅力的な大学だと思います。好奇心旺盛な人はぜひ前橋工科大学で新しいコトに出会って欲しいです。
知的情報処理領域では、新たな知的情報処理技術の開発及び知的情報処理技術とインターネットの融合を扱います。生命情報科学領域では、ゲノム、タンパク質、遺伝子発現など生物情報の情報学的解析及び生物情報から農学や医学に関する有益な情報を引き出す手法や情報システムを扱います。本専攻では、知的情報処理技術やそれを応用した情報システムの研究開発を図る高度専門技術者、ゲノム、タンパク質などの生物情報の情報学的解析やそれを応用した情報システムの研究開発を図る高度専門技術者、ならびに知的情報処理あるいは生命情報科学分野における研究能力の基盤を備えた人材を養成します。

分子生物学会年会での研究発表

日本経営工学会北関東支部研究発表会で優秀論文賞を受賞

研究室での研究活動

研究室でのゼミ風景
