人に優しいデザインとは、一体どのようなものでしょうか?この問に答えるためには、“ヒト”という動物の特性、つまり、人間特性を理解する必要があります。本研究室では、ヒトを対象とした実験研究を行うことで人間特性を解明し、ヒトに寄り添ったデザインの実現を目指しています。
2020/10/24 日本生理人類学会 2019年度 論文奨励賞
(視覚刺激の意味が配色の記憶に与える影響 -ヒト型図形を用いた事象関連電位による検討-)
2019/06/01 日本生理人類学会 日本生理人類学会 第79回大会優秀発表賞
(ヒト型図形の要素と配置が配色記憶の再認に与える影響)
我々ヒトは、どのようにして外界から情報を受け取り、そして、その情報によってどのように行動が変容していくのか。私たちの研究室では、実験室実験を通してヒトの認知的特性・身体的特性を明らかにすることを得意としています。実験では、生体計測(脳波や呼吸数など)、タスクパフォーマンス、主観評価の三方面から、ヒトの実態を多面的に捉えます。うっかりミスを減らすためにはどうすれば良いか、どういった特徴がかわいい・かっこいいなどの印象を生み出すのか、生体信号等を指標化して新たなシステムを開発したいなど、ヒトを中心とした問題に対して科学的にアプローチされたい方がいらっしゃいましたら、ぜひお話をお聞かせください。