前橋工科大学 研究・産学連携推進本部
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研究分野

植物のオミックスデータを中心とするビッグデータの解析

オミックス情報処理研究室
担当教員:生命工学領域 教授 蒔田由布子

オミックス(Omics、オーミクス)は、「すべて」などを意味するomeに「学問」を意味するicsを合成した造語で、膨大な生物学的情報から相互作用や機能を解析する分野です。特に植物や環境データに注目しており、生物と環境の相互作用を理解することで、農業への応用や環境保護への貢献を目指します。

主な研究成果

博士後期課程の学生の最新論文
Nobuyuki Hiraoka, Shunsuke Imai, Shintaro Shioyama, Fuminori Yoneyama, Akio Mase, Yuko Makita, Unveiling the effects of metabolites on the material properties of natural rubber by the integration of metabolomics and material characteristics Scientific Reports, 15(1), 2025
https://doi.org/10.1038/s41598-025-91631-7
大学院生(修士)は学会への参加を義務付けています。学会で恥ずかしくない発表をするために、しっかり学び、また学会では専門家と議論することでさらに研究への意欲や理解度が高まります。昨年度は、希望制で国際学会にも参加し、英語でポスター発表を行っています。

どのような産学官連携ができるか

現在、企業との共同研究を複数進めています。また国内外の大学、研究所との共同研究も複数進めています(理化学研究所、横浜市立大学、岐阜大学、熊本高専、農研機構、インドネシア大学、インドネシアゴム研究所、マレーシア科学技術大学)。日常的にzoomでミーティングをしているので、さまざまな研究者との議論に参加できる機会は多いです。

SDGs該当番号

4.質の高い教育をみんなに 13.気候変動に具体的な対策を 15.陸の豊かさも守ろう 17.パートナーシップで目標を達成しよう

その他