公立 前橋工科大学が四年制大学としての産声をあげたのは1997年春でした。建築学科一期生が巣立ったのは4年後の2000年度、2001年3月でした。本学の大学院設置がかない、最初の修士学生(前期課程)が巣立ったのはさらにその2年後の2002年度、2003年3月でした。
本学の建築教育、デザイン教育がどのようになされているかを内外に示す作品集は切望されましたが、その実現は10年の月日を経て、2009年度、2010年3月になりました。爾来毎年発刊を続け、17冊目は2025年度、2026年3月に発刊することができたことは大きな喜びです。
冊子タイトルmaは、maebashiとarchitectureの頭文字を取ったものであり、空間の「間(ma)」でもあります。私たちは空間を造形する使命をもっています。編集教員としてバックナンバーをめくっていくと、改めて学生の成長、才能の開花に感動を覚えます。
今回、QRコードを用いて、詳細なデータを見ることができるようなシステムを組むにいたりました。オープンキャンパスで本学を訪れた高校生の皆さんへ、出張講義で訪れた高校の生徒さんへ、本誌を贈呈させていただいており、紙媒体の良さは揺るがないでしょう。とはいえデジタル(カラー)で作品を目にすることによって、本学の魅力を少しでもお伝えすることができればと願います。
環境・デザイン領域 教授 石川 恒夫
設計作品集2025 第17号
ma賞に輝いた梗概を以下に掲載します。
作品集全体データも掲載予定です!
ma賞 修士
計画・意匠系 横関 あかね(2326011)
どんぐり ころころ ―NPO法人フリーキッズヴィレッジにおける暮らしの継承としての日常工法の提案―
構造・材料系 田部井 優輝(2326005)
3次元FEMを用いた梁偏心RCS造柱梁接合部の応力伝達に関する解析的研究
環境・設備系 野村 颯太(2326007)
太陽光発電・蓄電池・電気自動車を連携させたZEH住宅の性能評価に関する研究 ―数値シミュレーションによる住宅規模や世帯構成の違いに関する分析―
ma賞 学部
計画・意匠系(論文コース) 長島 りな(2151035)
地域おこし協力隊の定住支援事業に関する研究 関東地方の自治体に着目して
計画・意匠系(論文+設計コース) 宇野 康生(2151006)
論文パオロ・ソレリ(Paolo Soleri)の建築と思想に関する研究 アーコサンティの建設にみるアーコロジーの可能性
構造・材料系 宮﨑 望(2151049)
群馬県産材を用いた木鋼ハイブリッド構造に関する研究 -ボルト接合におけるボルト配列の影響-

