システム生体工学科は、医療や福祉の高度化に対応できる技術者の養成を目指して、平成19年にスタートしました。この春2度目の卒業生を輩出し、 三分の一弱の卒業生が本学大学院へ進学したほかに他大学の大学院へ進学した卒業生もいます。就職希望者のほとんどが就職できました。その就職先は 日本光電をはじめとして一流の医療機器メーカの他、数多くの有名企業が含まれています。教育に関しては、以前よりプロジェクトを中心にした体験型 授業の整備に努めてきましたが、昨年秋に最新設備を誇る新実習棟が完成し、プロジェクト授業の内容を一層充実させることができました。医療機器・ 福祉機器開発等に高い志を持った多くの若者がチャレンジしてくれることを期待しています。

学科長  野村 保友

 

 

 

 

 


 

 

 

理 念:

システム生体工学科は、高齢化社会への貢献と先制医療の発展のために、医工学を追及します。医工学によって、知的な医療技術開発およびきめ細かな支援システムを構築するとともに、前橋市が掲げる「生命都市いきいき前橋」構想に貢献します。

目 的:

システム生体工学科は、工学と医科学とを融合した医工学分野の学科です。
工学と医科学の視点を兼ね備え、医療や福祉に関する機器やシステムを設計・開発する技術者を養成します。
システム生体工学科は以下の3つの領域で構成されています。

  • システム神経工学領域
    人間の神経や脳の機能を工学システムに応用する工学を扱います。
  • 生体情報計測システム領域
    診断・治療の技術や生体模倣技術などの医療を支援する工学を扱います。
  • 生体機能制御システム領域
    人間の生体構造メカニズムなどの生体機能を支援する工学を扱います。

policy

システム生体工学科では、医科学の基礎と電気・電子・機械・情報・計測制御などの工学基盤技術を教授し、医工学の立場から医療や福祉に貢献できる人材の育成を目的にしています。

 

以下の意思をお持ちの方を求めています。

      • 工学と医科学の学際領域で活躍できる技術者をめざしたい人
      • 生体システムに興味があり、人の健康・福祉に貢献したい
      • 福祉や医療の機器・システムに関心を持ち、その設計開発を行いたい
      • 自ら考え、学ぶ力を高め、社会的要請に果敢に挑戦する意欲がある人