2023年11月アーカイブ

11月18,19日に神戸大学にて開催された第28回日本フードファクター学会学術集会にて、本学大学院生物工学専攻博士前期2年の島尻結衣さんが口頭・ポスター発表、堀友稀さんがポスター発表しました。またその中で、島尻結衣さんはYoung Investigator Awardに選ばれました。

タイトル:「腎臓糖再吸収トランスポーターSGLT2活性を制御する食品成分の解析」

発表者:島尻結衣1、小森大雅2、尾關佑樹3、深見裕之3、薩秀夫21前工大院・工、2前工大・工、3小林製薬・中央研究所)

タイトル:「ABCG2発現を亢進するMansonia gagei由来化合物の解析」

発表者:堀友稀1、榎本泰大1、豊田優3,4、高田龍平3、仁科淳良5、薩秀夫21前工大院・工、2前工大・工、3東大病院・薬剤部、4防衛医大・医学教育、5東海学園大・健康栄養)

JSoFF2023(島尻さん).jpgJSoFF2023(堀さん).jpgYIA表彰状(島尻さん).jpg

生命工学領域の本間知夫教授が「根系にかかわる生体電位研究」という研究内容で、根研究学会学術特別賞を受賞しました。2023年11月3〜4日、兵庫県姫路市の兵庫県立大学にて第58回根研究集会が開催され、授賞式や受賞講演がありました。

ヒトでは脳波や心電図を測定することで、脳や心臓の診断に利用しています。地下にあって見えない植物の根系、特に一度植えるとその場で長い年月にわたって育つ樹木の根系の状態を、樹木の生体電位を測定することで土を掘らずに知ることができるのではないかと考え、実際に樹木が生育している場所でいろいろな樹木(静岡県の茶園(チャ)、前橋市の街路樹(ケヤキ)、世界自然遺産の屋久島の山岳地帯の絶滅危惧種(ヤクタネゴヨウ)や西表島の海辺のマングローブ植物など)を対象として生体電位計測が実施されています。

   2023根研究学会学術特別賞賞状.jpeg   第58回根研究集会授賞式.jpg

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