前橋工科大学工学部建築学科高橋研究室

高橋担当講義情報

建築構造設計演習

構造設計では,構造解析を用いて予測される荷重に対する構造物の状態を検討し,構造物を決定する。構造設計の実務においては構造物のモデル化,解析技術,構造物の安全性の検討に関する理解が必要である。本講義では,構造物の性能に基づいた構造物の設計の考え方について学び,構造物の安全性について理解する。構造物の荷重と応力,変形の関係を復習しながら,マトリクス構造解析法について学ぶ。コンピュータを用いた構造解析プログラムと関連させ,構造解析の理論および技術を習得する。

建築構造力学U

建築物の応力と変形に関する基本的な事項に関する力学の講義である。本講義では,部材断面の力学的性質,応力度とひずみ度,静定構造物の変形について学ぶ。内容に関連した具体的な演習問題を実施し,内容の理解と応用力を養う。

建築情報処理

コンピュータを利用するにあたって基本となる文書作成,表計算,プレゼンテーション,グラフィックの基礎,シミュレーションの基礎等を学習する。具体的な演習を通じて理解を深め,レポート作成や論文執筆に利用できる応用力を養う。

建築構造計画

本講義では、建築の基本的構造(梁、柱、トラス、ラーメン、アーチ、ボールト、ドーム、吊り構造、免震構造、制震構造)の主要な特徴と力の流れについて学ぶ。更に基本的な構造計画を立案できるために必要な力学の基本(曲げ、せん断挙動)、荷重による被害事例、荷重の設定法、構造計画の手順を学ぶ。

建築構造力学X

日本における設計法の変遷を学び,建築材料の力学的性質について解説する。曲げモーメントを受ける部材断面の荷重による断面の状態,曲げモーメントと軸方向力を受ける部材断面の状態について解説し,梁や架構についての終局状態に関する解析法について学ぶ。また塑性設計法について基本的な概念について学習する。理解と応用への素質を養うため,演習を実施する。

建築構造解析

建築分野における数値解析の例を解説し,コンピュータ利用して基本的な数値解析に関する演習を行う。数値解析の演習およびマトリクス解析に関する理解を深め,建築構造解析を理解する。



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