全人的な医療を見据えた革新的技術の創出

神経電子計測システム研究室では、新しい生体情報計測装置の研究・開発を行っています。本研究室は、2012年度に誕生した新しい研究室です。一歩一歩着実に実績を築き、 社会に還元できる研究成果を残したいと思います。

ヒトに優しい技術の開発を目指して

生体信号の計測技術の開発およびヒトの脳機能解明に関する研究を行います。

テーマ例:

・経頭蓋磁気刺激における刺激部位表示システムの開発
・磁気刺激における有限要素法による生体内誘導電流分布シミュレーション
・反復運動による脳機能の可塑的変化に関する研究
・指先脈波による血行動態の計測および応用機器の開発
・モバイル端末を用いた生体信号計測装置の開発
・リハビリ機器・福祉機器の開発

学生募集

大学院では得られた成果を学会において発表するのみならず学会誌への論文投稿も目標に教育を受けることができます. 大学院からの入学も積極的に受け入れたいと思いますので,学外の応募もお待ちしています.

<こんな方を求めています>
・ハードとソフト両方を学びたい
・医用工学に関する研究をしたい

メールでのお問合せはこちらまで.


研究事例の紹介

電子ペグボードの開発 ~リハビリの定量評価~

   
 従来,作業療法の現場で用いられていたペグボードをすべて電子化した電子ペグボードシステムを提案しています. ペグの内部に加速度計や圧力センサを内蔵し,ペグボードにはタッチパネルを用いて運動の時間や加速度などを自動的に計測することができます. これによって作業療法におけるリハビリの定量的評価が可能となります.また患者は日々のリハビリの成果をグラフで見ながらモチベーションを維持することが可能となります.
※特許出願:土井弥,酒井一幸,小田垣雅人,“作業療法支援装置”:特願2015-22095 (2015)
株式会社ワークジョイ(群馬県館林市)との共同研究成果

ヒトの運動機能の解明を目指して

   
 脳神経を非侵襲で刺激することができる経頭蓋磁気刺激法(Transcranial Magnetic Stimulation : TMS)を用いてヒトの随意運動の解明を試みています. 特に周期的な運動(リズミック運動)におけるヒトの運動野の興奮性を検証しています.
(公財)脳血管研究所・美原記念病院(群馬県伊勢崎市)との共同研究成果

褥瘡(床ずれ)予防を目的としたセンサ開発

   
 被介護者においては,寝たきり状態によって引き起こされる褥瘡(じょくそう,いわゆる床ずれ)が頻繁に発生し介護現場における大きな問題となっています.我々は褥瘡発生のリスクを低減させるためのモニタリングシステムを開発しています. センサには導電性繊維を利用して洗濯可能で衛生面に配慮して開発を進めています.
群馬県繊維工業試験場(群馬県桐生市)からの受託研究


研究に関心のある方へ

企業、医療機関の方々と積極的に共同研究を進めていく所存でございます。提供可能な技術は、生体信号計測装置の開発技術や、それを用いた生体システムのメカニズムの解明に関する実験手技および知見でございます。大学院生の受け入れも行いたいと考えていますので、お気軽にご相談頂ければ幸いに存じます。

 

Links:

前橋工科大学
システム生体工学科

生体医工学会
生体磁気学会
IEEE
電気学会