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博士後期課程開設研究室一覧【環境デザイン工学分野】

平成29(2017)年度 大学院工学研究科(博士後期課程)学生募集要項記載

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  研究室名   職 名 教員名等   研究内容  
               
  構造工学
研究室
  教 授 おかの もとゆき
岡野 素之
  日本は世界有数の地震国であり、2011年3月の東北地方太平洋沖地震では土木構造物に多大な被害が生じ、今後「想定外」の地震にも対応が求められる。また、社会の高度化により構造物の要求性能がより高くなってきた。本研究では、鉄筋コンクリート構造、合成構造及び混合構造を対象として、地震による動的応答や損傷を数値解析により調査・分析し、新たな構造形式について研究する。  
               
               
  地盤材料
研究室
  教 授 つちくら とおる
土倉 泰
  砂のような粒状体や石積み、コンクリートブロック擁壁などはいくつもの剛体が集まって構造をつくっている。これらの構造に力が作用したときに個々の剛体が示す動きをコンピューターによるシミュレーションで詳細に調べる。剛体の間の接触がなくなったり新たにできたりすることが全体の構造に与える力学的な影響を評価し、このような構造の破壊現象を微視的に解明するための研究をおこなう。  
           
               
  コンクリート
研究室
  准教授 したま こういちろう
舌間 孝一郎
  コンクリートは主要な建設材料であるにも拘らず、製造・施工・養生から経年劣化まで極めて多くの不確定要素が存在するために、必要な性能を確保するための合理的な設計や施工が困難な材料である。本研究室は、コンクリート構造物の維持管理問題の解決の一助となるように、群馬県を研究フィールドとして、新設構造物の合理的な耐久性能確保(品質確保)システムの確立を目指す。また、高性能コンクリート2次製品や簡易品質評価手法の開発なども行っている。  
               
               
  建設材料化学研究室   准教授 さがわ たかひろ
佐川 孝広
  地球温暖化抑制対策の一環として、CO2の削減は産業界全体で取り組むべき重要な課題であり、コンクリート産業において各種混和材料を最大限に利活用することが喫緊の課題である。本研究では、各種混和材料を用いたセメント硬化体を対象に精緻な水和反応解析を行い、水和機構や硬化体特性を解明することで、混和材料を用いたコンクリートの物性・耐久性予測モデルを構築したり、新規材料開発に関する研究を行う。  
               
               
  鋼・複合構造
研究室
  准教授 たにぐち のぞむ
谷口 望
  鋼構造、および、鋼とコンクリートとを組み合わせた複合構造物に対して、新しい構造形式の開発、合理的な設計手法の開発、適切な維持管理手法の検討について研究を行う。研究を進めるにあたっては、耐荷メカニズムを把握する実験や、有限要素法を用いた解析を用いるとともに、実際の構造物の測定調査を行う。  
           
               
  防災地盤工学研究室   准教授 もり ともひろ
森 友宏
  近年、人間の生活領域の拡大、および自然外力の激甚化により、災害の発生頻度が増加してきており、発生する災害の種類、位置、メカニズム、発生確率、発生時の被害の甚大性などを事前に予測し、効果的かつ経済的な対策手法を定めていくことが求められている。本研究室では、自然災害の防止、および被害の低減を図るために、地盤の物理・力学的特性(特に不飽和土に関する特性)に基づいた災害発生の予測手法、防災技術の開発を行う。また、自然災害の発生予測結果を適切に国民に周知する手法、および、予測結果を用いたリスクコミュニケーションに関する検討も行う。  
               
               
  景観
研究室
  教 授 こばやし とおる
小林 享
  余暇などにおける入念な時間消費によって達成される体験を「美学的時間消費」と呼んでいる。この高尚な時間の過ごし方の中で核となるのが「景観」や「観光」の問題である。この問題を扱うには二つの視点が求められる。一つは言葉や時間と同じように人間の想像力が創る景観美、もう一つは享受する者の心構えとしての態度や作法、すなわち心身の美しさである。この両者によって成り立つ文化的足跡が、わが国の名勝や名所を生み育ててきた。こうした考えの下で、われわれに共有できる美的な眺め方や味わい方を地方の風土をモデルに検討する。  
               
               
  地域・交通計画
研究室
  教 授 もりた てつお
森田 哲夫
  安心して暮らす、安全・快適に移動する、環境に負荷を与えない生活をする・・・地域・交通計画は人の生活に直結する研究分野である。計画を立案するためには、都市の成り立ちや人の行動・意識を把握し、問題・課題を定量的に分析し、計画案を市民に説明し理解を得る必要がある。本研究室では、都市の問題・課題を対応するため、1)定量的な予測・評価に基づく都市・交通計画、2)調査データを用いた生活・行動分析、3)総合的な都市環境評価に関する研究、4)地域や市民参加による都市計画策定プロセスの研究に取り組む。  
               
               
  循環システム
工学
研究室
  教 授 たなか つねお
田中 恒夫
  地球、日本あるいは地域が持続可能であるためには、環境と経済と社会の調和・共生とそれぞれのシステムが持続可能であることが必須である。特に、環境すなわち自然資源の劣化は生活環境の悪化や経済活動の低下に結びつくことから、環境は、社会及び経済の基盤と考えることもできる。本研究では、このような考え方を基本として地域の持続可能性を志向し、一方向の物質の流れから循環システムへの転換に必要なソフトシステムやハード技術などについて研究する。  
           
               
  水工学
研究室
  准教授 ひらかわ りゅういち
平川 隆一
  人間活動には、様々な水理環境現象が密接に関わっている。それらの大部分が未解明であり、河道環境や水理構造物及び流域減災に関する研究発展が必要である。一方、流域を適切に保全あるいは改良していくために、水・土砂・物質環境と人間及び生物との関係をより良いものに変えていくことが求められている。本研究室では、地表水や地下水を対象として、水の流動・物質移動・生態系への影響について研究する。それらの基礎学理を室内実験や現地観測及び数値シミュレーションにより解明し、人間活動とのバランスの取れた流域環境について研究する。  
           
               
  都市環境計画
研究室
  教 授 みやざき ひとし
宮崎  均
  地域環境を都市・観光地・農漁村などの人間が居住する場としてとらえ、人間の意識、行動から環境要素を設定し、調査、分析から新たな計画を行う技術を理解する。こうした地域環境計画に立ち、日本の事例とともに、広く各国の歴史的、現代的事例を人間・空間・時間という視点からとりあげ分析、考察し、新たな計画手法の展開について研究する。  
               
               
  地盤・
耐震工学
研究室
  教 授 せき たかお
関 崇夫
  地震国の日本において、建築物の地震被害を低減するためには、地震の発生・伝搬、建築物への実効地震入力、建築物の応答を把握する必要がある。近年、震度が大きいにも関わらず、建築物の被害が少ないと報告されるケースが多い。本研究では、建築物を支える地盤の地震時の振動特性、地盤と建築物の動的相互作用効果や基礎構造物の耐震性について地震応答解析により調査・分析し、新たな評価手法について研究する。  
               
               
  建築論・
建築意匠
研究室
  教 授 いしかわ つねお
石川 恒夫
  建築は、時代にふさわしい時代様式を生み出し、民族にふさわしい民族様式を生み出してきた。様式は、語源的に人格をも意味するように、個人が個的である限り個人の様式をも持つことになろう。建築家・今井兼次の遺稿整理を踏まえて、今井兼次の作家としての全貌を明らかにし、近代日本建築における今井の位置付けを論述することをケーススタディとしつつ、作家研究を通して、建築意匠論の意味について研究する。  
           
               
  構造信頼性
研究室
  教 授 たかはし としえ
高橋 利恵
  工学システムの計画や設計には、さまざまな不確定性が存在する。建築構造物の設計においても不確定性の存在を考慮する必要がある。また、既存の建築構造物の評価においても不確定性が考慮されるべきである。そのため、確率論を用いた建築構造性能及び荷重の評価並びにその方法、確率論の的確な設計法への導入について研究を行う。  
           
               
  鉄筋コンクリート系構造
研究室
  准教授 きたの あつのり
北野 敦則
  鉄筋コンクリート系構造におけるせん断抵抗性能評価法は、理論的に未解明な点が多いのが現状である。そこで、鉄筋コンクリート構造やコンクリート系合成構造(鋼コンクリート構造)を対象とし、部材のせん断設計法や耐震性能評価法について、実験データを用いた数値解析により検討を行う。特に、鋼コンクリート合成構造は、多種多様な設計ニーズに応えることができ、耐震性にも優れた構造であるから、その接合部の構成は複雑になる。そのため、応力伝達機構を考慮した合理的な接合部の開発や合理的設計法について調査分析及び解析的検討を行う。  
               
               
  建築設備
研究室
  准教授 みたむら てるあき
三田村 輝章
  近年、建築を取り巻く環境問題は、シックハウスや室内熱中症など、気密化住宅の普及や都市部を中心とする気候変化などにより、新たな局面を迎えている。また、一方では地球温暖化対策として建物外皮の性能向上や建築設備における自然エネルギー利用などが求められている。そこで、建築気候の構成要素として熱・空気を取り扱い、様々な環境問題に対して実測と数値解析を併用した手法により、その実態把握と防除策について検討を行う。  
               
               
  建築生産
研究室
  准教授 つつみ ひろき
堤 洋樹
  建物の維持管理についてソフト・ハードの両面から実験・調査を行い、建物の長寿命化を実現する適切な管理手法のあり方について検証を行っている。
本年度は主に、建物の平均寿命に関する研究、公共施設マネジメントの手法に関する研究、既存建物の劣化及び管理状況に関する調査、木造大壁の非破壊検査手法に関する研究、長期優良住宅の維持保全計画に関する研究を行う。