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Department of Civil and Environmental Engineering 社会環境工学科

佐川 孝広(さがわ たかひろ)

工学部/社会環境工学科 准教授                                   sagawa.jpg
大学院工学研究科/建設工学専攻/環境・生命工学専攻

専門分野 セメント化学 コンクリート工学
担当授業科目

建設材料 構造力学III 工学情報処理 コンクリート工学III 地盤・材料実験

大学院/建設材料学特論 セメント化学特論

私のプロフィール

生まれも育ちも北海道。北海道のセメントメーカーに20年勤務し、2015年より本学に着任しました。元々の大学の専攻は化学系で、社会人博士課程では、資源系の学科でセメント化学を学びました。一見、土木工学と化学はあまり関係がなさそうにも思えますが、諸外国では「建設化学」という学問分野が確立されています。近年の私たちのくらしを取り巻く諸課題は、従来の土木工学の領域では扱いきれない社会科学や種々の環境問題などを包含し、多面的に課題解決に取り組む必要があります。安心・安全で環境にやさしい新しい建設材料・技術をみなさんと一緒に考えていきたいと思います。

最終学歴 北海道大学大学院工学研究科環境循環システム専攻博士後期課程修了
学 位 博士(工学)
所属学会

土木学会 日本建築学会 日本コンクリート工学会 日本セラミックス協会

連絡先

TEL / FAX 027-265-7301  E-Mail sagawa@maebashi-it.ac.jp
ホームページ http://www.maebashi-it.ac.jp/
※ メールアドレスをコピーする際は@マークを半角にしてください。

技術相談・講演・共同研究に応じられるテーマ

コンクリートの高機能・高性能化、コンクリートの環境負荷低減、セメント系材料の水和反応解析

キーワード

セメント、コンクリート、水和反応

現在取り組んでいる研究内容

世界中で水の次に使用されている材料がコンクリートです。コンクリートなしでは、私たちの生活は成り立ちません。重厚長大なコンクリートの性能は、実は珪酸カルシウム水和物(C-S-Hゲル)のナノ構造や組成といった、ミクロな世界で起きている化学反応に支配されています。当研究室では、CO2排出量を大幅に削減可能な混合セメントを主な研究対象とし、セメント系材料の水和反応に立脚した硬化体の物性評価・予測を行うことで、低炭素化社会と高耐久インフラの実現に貢献する研究を行っています。

主な研究業績

著書

1)粉末X線解析の実際 第二版、朝倉書店 (分担執筆)、実例で学ぶ粉末X線解析、セメント分野での定量分析への応用 (2009)

2) 最新の自己修復材料と実用例、シーエムシー出版 (分担執筆)、フライアッシュを使用した自己修復コンクリートの実用化 (2010)

論文

1) 石川玲奈,名和豊春,佐川孝広:加熱試料を用いたX線回折‐リートベルト法による高炉セメント中のスラグ反応率測定法の検討,セメント・コンクリート論文集,Vol.69, pp.76-81 (2015)

2) 長谷川諒,塚本康誉,佐川孝広,濱幸雄:高炉スラグ微粉末の置換率と少量混合成分量がモルタルの凍結融解および中性化の複合劣化に与える影響,コンクリート工学年次論文集,Vol.38, No.1, pp.1089-1094 (2016)

3) J. Kim, S. Na, W. Zhang, T. Sagawa and Y. Hama: Effect of Limestone Powder and Gypsum on the Compressive Strength Mixture Design of Blast Furnace Slag Blended Cement Mortar, J. Adv. Concr. Technol., Vol.15, pp.67-80 (2017)

4) 佐川孝広,植木康知,松下哲郎,閑田徹志,米澤敏男,坂井悦郎:高炉セメントC種を用い52年経過した構造物の長期耐久性に関する研究,コンクリート工学論文集,Vol.28, pp.47-59 (2017)

5) W. Zhang, H. Choi, T. Sagawa and Y. Hama: Compressive strength development and durability of an environmental load-reduction material manufactured using circulating fluidized bed ash and blast-furnace slag, Constr. Build. Mater, Vol.146, pp.102-113 (2017)

6) 佐川孝広,中島航介:高炉セメントB種の強度発現と水和反応に及ぼす無水石こうと石灰石微粉末の影響,コンクリート工学年次論文集,Vol.39, No.1, pp.121-126 (2017)

7) 溝渕利明,石関浩輔,佐川孝広,閑田徹志:高炉スラグ高含有セメントに含まれる少量混合材がマス養生下でのコンクリートの熱特性に与える影響に関する一考察,コンクリート工学年次論文集,Vol.39, No.1, pp.1339-1344 (2017)

8) M. Taniguchi, T. Takahashi and T. Sagawa: Effect of Pozzolanic Reactivity of Volcanic Ash in Hokkaido on the Durability of Volcanic Ash Concrete, Proceedings of the 2017 fib Symposium, pp.2177-2184 (2017) 他多数

受賞

・セメント技術大会優秀講演者賞(2003,2005) 

・コンクリート工学年次論文奨励賞(2006,2010)

・日本コンクリート工学協会賞(奨励賞)(2008) 

・土木学会年次学術講演会優秀講演賞(2009)

・土木学会吉田賞(論文部門)(2011)

・日本コンクリート工学会 ACT three outstandin​g papers of the year (2012)

・日本コンクリート工学会賞(論文賞)(2013)  

・土木学会技術賞(2017)

共同研究その他

2016年度:共同研究:6件、受託研究:4件、教育研究奨励寄付:3件、所属委員会・研究会数:15